継続的な周知を - 中国地区内航船員対策協議会が福山市内全中学2年生に「OENノート」を2年連続で寄附

2025年4月1日(火)11時38分 マイナビニュース


中国地区内航船員対策協議会は、昨年に引き続き、2年連続で広島県福山市内公立中学校の生徒に「OENノート(応援ノート)」4,000冊を寄附。3月24日には、福山市役所にて寄附受納式並び感謝状贈呈式が執り行われた。
「OENノート(応援ノート)」には、内航海運の仕事内容や船にまつわる疑問がQ&A方式でわかりやすく盛り込まれている。日常的に使用できるノートでありながら、広報ツールとして機能しているのが特徴だ。
海上物流をはじめ、海事産業が目指す社会的な役割を中学生が知る学びの機会にしてもらいたいと昨年初めて福山市に寄附されたが、同協議会会長の岡本信也氏が「子どもたちへの周知には継続的な寄附が必要」と判断したことから、今年も実施された。昨年同様、キャリア教育を通して「職業観」を育み始める市内公立中学校新2年生及び義務教育学校新8年生(令和7年度)に4,000冊が寄附され、学習活動に有効活用される。
福山港や鞆の浦港を有する福山市は、古くから港町として海上物流を支えてきたものの、現代の子どもにとって内航海運など海事産業は馴染みが薄く、内航船員の仕事はあまり知られていないのが実情だ。そんな中、昨年「OENノート(応援ノート)」を寄附したところ、生徒たちからは「おもしろい」「興味深い」との声が上がり、好評だったという。
福山市教育委員会教育長の小林巧平氏から謝意とともに出前授業の受け入れ提案が示されると、岡本氏は「内航船員の有効求人倍率は4倍を超え、人手不足は深刻。子どもたちの将来の選択肢になれるように今後も周知を図りたい」と力を込めた。
権藤将輝 広告代理店やWEB制作会社勤務を経て、2015年10月、編集オフィスBuild-Wordsを開業。 ライター歴は10年以上。主に人物取材に取り組み、人・企業(お店)・商品(サービス)の特徴を引き出し、 ブランディングを意識することを心がけている。また、フリーランスになると同時に小説の執筆を本格的に始め、 現在、小説家としても活動中。 この著者の記事一覧はこちら

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