いちごパフェの「ラスボス」が大阪にあった 高さ30センチ、「山登り」テーマの衝撃スイーツ

2019年4月7日(日)11時0分 Jタウンネット


高さ30センチ以上はあろうかという「いちごパフェ」に、目下、SNSが騒然となっている。スイーツ好きなら、ちょっと見逃せないのだろう。


ツイッターには、「いちごパフェのラスボスが現れた」「どうやって食ったん!?」「パフェの域を超えてる(笑)」など、さまざまな感想が殺到している。


Jタウンネット編集部は「いちごパフェのラスボス」を提供する店に、詳しい話を聞いてみた。


「いちごの山で山登りしてるみたいやな」


大阪府の南部に位置する高石市、南海本線の高石駅前アプラたかいし1階にある「all day dining Hikari」というカフェがその店だ。オーナーの河野晃廣さんが答えてくれた。


「現在は高石駅近くで営業していますが、2年ほど前までは羽衣駅のそばに店を持っていました。当時から、桃のパフェなどフルーツにこだわったスイーツを提供して、お客様に好評でしたが、『もっと何かないの』という要望も、常連さんからいただいておりました。移転した現在の店でも、フルーツシリーズの新作をと考え、ひらめいたのがこのいちごパフェでした」と河野さん。


「私は新しい料理のアイデアを思いつくと、ノートに絵を描いたり、メモをしたりするのが習慣になっています。いちごが何層にも連なって山のように高くそびえるというスケッチを元に、実際にどうなるか、試作品を作ってみました。いちごの山に人形を置いてみたら、山登りしているみたいやなと思い、その瞬間『苺の山登りパフェ』というネーミングも決まりました。遊び心から生まれたスイーツです」



苺の山登りパフェは、高さ約30センチで2200円、高さ約37センチ(マウント富士)で3000円、高さ約45センチ(マウントエベレスト)で3700円と、3段階の山が用意されている。2018年12月から提供されているが、既に600個以上販売されたという。


注文を受けたパフェのそれぞれ違う場所に、人形を飾り付け、「お客様は、ただいま〇合目です」と伝えて、提供するという。人形をわざとパフェの中に埋めて、「現在、遭難中です。早く救出してください」と告げる場合もある。


「どうして倒れないのですか?」と不思議に思って、聞いてみた。「調理道具の専門店で調達してきた30センチほどの串で、いちごを貫いているのです。フルーツを使うときは、以前からときどき利用していました」と、河野さんは種明かしをしてくれた。


苺の山登りパフェの提供は、4月28日まで。その後約1週間、南海難波高島屋で行われるイベントに出店予定とのこと。

Jタウンネット

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