流すなら『水』にして! パイプユニッシュをお湯で流してはいけない理由
2025年4月11日(金)12時20分 grape

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排水管の掃除に欠かせないパイプクリーナー。『パイプユニッシュ』のような人気製品を常用している人も多いでしょう。
しかし、放置した後にお湯で流している場合は要注意!意外なリスクに直面している可能性があるかもしれません。
パイプユニッシュは『水』で流して!
ほとんどのパイプクリーナー製品は、クリーナーを排水口から流し入れてしばらく放置した後、水で流す手順で使用します。SCジョンソンの人気製品『パイプユニッシュ』も例外ではなく、同じ手順で使っている人がほとんどでしょう。
しかし、流す際にお湯を使うのはNGです。「お湯のほうがしっかり汚れが流せるような気がする」という人もいるかもしれませんが、パイプユニッシュのブランドサイトでは、以下のように解説していました。
「パイプユニッシュ」は塩素系の洗剤です。熱湯を流すと、成分が一気に分解されて有害なガスが発生するおそれがあるので、絶対に熱湯は流さないでください。
パイプユニッシュ ーより引用
ブランドサイトでは、『絶対に』という言葉が選ばれるほどの強さで注意喚起されています。
また、蛇口からただ水を出して流すよりも、洗面器やバケツなどに溜めた水を一気に流したほうが、より効果的なのだそう。
パイプユニッシュを使う時は、意識してみてください。
パイプユニッシュはどれくらいの頻度で使うべき?

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ニオイが気になる暑い季節になると、排水口や排水管のニオイが気になり、パイプユニッシュを使う回数を増やしたいと考えるかもしれません。
使用する頻度は、汚れの状態や家庭の方針などで変わるため一概にはいえませんが、場所ごとに使用頻度を変えるとよいでしょう。
例えばキッチンの排水口は油汚れで詰まりやすいため、週に1回を目安にすると衛生的です。
お風呂の排水口は月に1〜2回。使う際に排水口のゴミを先に取り除くと効果を発揮しやすいでしょう。
洗面所の排水口も月に1〜2回が目安ですが、石けんカスやヘドロで悪臭が発生しやすいため、小まめな掃除も行うことをおすすめします。
なお、パイプクリーナー製品が基本的に『塩素系』であることを忘れてはいけません。酸性の洗剤と併用すると有毒ガスが発生してしまうため、必ずパイプクリーナー単独で使ってください。
また使用中の換気も必須です。
使いこなせば家中の衛生面をしっかりキープしやすい、『パイプユニッシュ』を始めとするパイプクリーナー。思わぬ事故のリスクがあるため、企業が明示している使用上の注意を守ることが大切です。
使用する際は、製品の説明書をしっかり読むようにしてくださいね。
[文・構成/grape編集部]
出典 パイプユニッシュ