自宅がオイスターバーに! 牡蠣の専門お取り寄せサイトで旬の岩牡蠣を堪能してみた

2021年4月14日(水)10時48分 食楽web


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 みなさん、「牡蠣」はお好きですか? 筆者はあらゆる食材の中で一番といってもいいくらい「牡蠣」が大好きです。あの爽やかな磯の香り。口に広がる濃厚なエキス…。

 生で食べても、フライにしても、はたまた鍋や燻製にしても、あの濃厚な旨みに圧倒されっぱなし。とくに「海のチーズ」「海のミルク」と呼ばれる岩牡蠣のクリーミーさといったら、たまりませんよね。


海のチーズやミルクとも呼ばれる岩牡蠣

 しかし、ここ1年余り、新型コロナの影響でオイスターバーにも行けず、フレッシュな生の牡蠣が全然食べられなくて、非常に悔しい思いをしていました。そんな矢先、知人から朗報がもたらされました。

 それが生牡蠣専門の通販サイト。その名も『eオイスター』。なんでもオイスターバーを多数経営している『ゼネラル・オイスター』が、日本各地で旬を迎える様々な生牡蠣を自宅に届けてくれるというのです。つまりおうちにいながらにして、オイスターバーのように牡蠣の食べ比べができるというわけです。


『eオイスター』では、多種多様な牡蠣がセットでお取り寄せができます。ちなみに、1回使い切りのクラフトグリルも一緒にお取り寄せできるので、バーベキューも楽しめます

 さっそくそのサイトにアクセスしてみると、4月16日までの限定で「春の牡蠣まつり」というコースを発見。今まさに旬を迎えた島根県や広島の岩牡蠣を取り寄せられるというではありませんか。

 ちなみにその内訳は、島根と広島の旬の岩牡蠣が2種類8個と、他にも真牡蠣12個の計20個。で、お値段8000円(送料無料)。これは絶対オトクでは!? と狂喜乱舞し、すぐにそれを注文しました。

牡蠣を剥く楽しさを初体験!

 後日、配達されたクール便の箱を開けると、特別な包装紙に包まれ、磯の香りが充満しています。なんでも鮮度を保つためにこの包装紙にも海洋深層水を染み込ませているんですって。

 箱の中には、まるで漁港の市場で並んでいるような立派な牡蠣がゴロゴロ! 牡蠣パーティーを楽しむために集まった友人たちから、一斉に歓声が上がります。


岩牡蠣2種類(各4個)と真牡蠣2種類(6個)の計20個入り8000円。オプションで牡蠣に合うロゼワイン「CACCI No.5」やスパークリング日本酒「CACCI No.6」なども注文できます

 牡蠣たちは、3〜5月にしか食べられない島根県の海土町の岩牡蠣「春香」と、長崎県五島列島の岩牡蠣「椿」、さらに、兵庫県室津産の真牡蠣「真」と、広島県室津産の真牡蠣「情熱の雫」の4種類でした。自分の家に、この総勢20個の牡蠣が並ぶと、それはかなり圧巻の光景です。


牡蠣の殻を向く説明書や、軍手、牡蠣ナイフが付属

 しかし、よく考えてみれば、牡蠣の殻を剥くのは筆者も友人たちも初めて。付属の説明書を見ながら剥き始めます。とくに岩牡蠣の殻は、まさに岩のように硬く、「絶対開くもんか」と言わんばかりに頑丈に口を閉じているのです。

 牡蠣を剥くプロである「打ち子さん」や「剥き子」のように、瞬時に剥くことは全くできません。最初の1個目は「これでもか、これでもか」とナイフを突き立てるも、一向に開けられず、食べたさのあまりにハンマーで割ってしまいたくなるほど。しかし、いったんコツをつかむと、これがなかなか楽しくて、皆で殻剥きに夢中になって、一心不乱。


ナイフがうまい具合に入ると簡単に殻は外せます

 苦労して殻を剥くと、そこには、キラキラと輝く肉厚の牡蠣の身が。まるで、宝石を見つけたような気分です。殻にはたっぷりの牡蠣汁も溢れんばかり。これを1滴も逃してなるものかと、殻に口を近づけて牡蠣ごとツルンっと滑り込ませます。ああ、なんと美味しいんでしょう。鳥肌が立ちます。


プリプリの岩牡蠣

 そして、4種類の牡蠣を食べ比べてみると、食感も味わいもびっくりするほど違うのです。人によって好みは分かれましたが、筆者はとにもかくにも島根県隠岐海士町の岩牡蠣「春香」と長崎県五島列島の「椿」に完全にノックアウトされました。これまでの人生で食べた牡蠣の中でもトップクラスに美味しい!

 というわけで、この「春の牡蠣まつり」パーティセットは、4月16日までの限定なのですが、これから夏に旬を迎える牡蠣のセットなども登場する予定だそうなので、ぜひ「e-オイスター」をチェックしてみてください。

(撮影・文◎土原亜子)

●DATA

e-オイスター

https://e-oyster.jp

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