「クイックルワイパー購入に1ヶ月待ち」は倒産フラグ? 備品すらケチる会社はやっぱりヤバかった
2025年4月18日(金)0時2分 キャリコネニュース

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会社のマネジメントが機能していないと感じる瞬間は様々だが、備品の購入すらままならない状況では、働く人の不安が募る。埼玉県に住む40代の男性(医療・福祉・介護/年収350万円)は、過去に勤務していた職場で、そんな経験をしたという。
それは、開店したばかりの職場で掃除をしていた時のこと。
「クイックルワイパーのウェットタイプが足りなくなったので、オーナーにすぐに用意してもらいたいので頼んだのですが、『決済落ちるまで待って』と言われた。今すぐ欲しかったんですけど。決済落ちるまで1カ月かかりました」
日々の業務に必要な、しかも安価な消耗品の補充に1カ月もかかるとは、驚くほかない。(文:篠原みつき)
資金繰りがやばかった?「その会社はそれから1年後につぶれました」
オーナーの「決済落ちるまで待って」という言葉からは、資金繰りの厳しさもうかがえる。現場の状況を軽視する気持ちもあったかもしれない。それだけに男性は
「この会社はもうだめだと思いました」
と見切りをつけたようだ。その予感は的中する。
「その職場は開店したばかりだったんですけどね。その会社はそれから1年後につぶれました」
たかが備品、されど備品。消耗品の購入ひとつからも、会社の経営体質や将来性が察せられてしまうということだろうか。早々に職場を去る判断は正しかったようだ。
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