セブンのオレンジチキンの精度が高い! これはマジで伝統的なアメリカのオレンジチキンのクオリティ

2025年4月18日(金)21時45分 ロケットニュース24

そのシリーズというか、試みというか、そういう物については、少し前から存在を把握していた。セブンの「世界ごはん万博」だ。しかし、そんなに興味は無かった。

だって……どっかの国の食べ物をモチーフにした新商品を出すムーヴって、昨今は特に珍しくもないじゃないですか。なので、何かウマそうなものがあれば食べようかなみたいな感じ。

そんなスタンスだったのだが、1つ見過ごせないアイテムを発見してしまった。第2弾で登場した「オレンジチキン」だ。アメリカ枠である。

・オレンジチキン
私はオレンジチキンにはうるさい。なぜなら約10年ほどのステイツでの生活で、しょっちゅう食っていたからだ。私は生粋の日本人だが、これまでの生涯で味噌汁を飲んだ回数よりも、アメリカでオレンジチキンを食った回数の方が多い。

そして、アメリカを代表する、真にアメリカ的なオレンジチキンは……パンダエクスプレス(以下パンダ)のオレンジチキンだろう

味的には本国のものと相違ないものが、日本国内で展開しているパンダでも食べられる。私もたまに渋谷のパンダへ食べに行く。

オレンジチキン自体の起源については諸説あり、確固たるものは無いように思われる。いちおう1987年にハワイのパンダに勤めるシェフ、アンディ氏が開発したという主張が存在し、このストーリーはオレンジチキンについて語られる場面でよく出てくる。

まあしかし、オレンジチキンを普及させた度合いを見るに、もはや味の規範はパンダのそれであると断言して問題ないだろう。つまり伝統的なオレンジチキンの味は、パンダの味である。

なお、米国内では様々なところでオレンジチキンが提供されており、様々なスタイルのオレンジチキンが存在する。私の肌感覚だと、人気ではトレーダージョーズの冷凍オレンジチキンがパンダの次くらいに来ると思う。

話をオレンジチキンに戻そう。日本では、それこそパンダくらいでしか食べられないオレンジチキン。税込み321.84円だった。

チキンのサイズや衣の微妙に弾力がある感じ。そして甘く酸味のある、オレンジが香るこのソース。

これはマジに、精度の高いオレンジチキンだ……! 思わずステイツ時代を思い出したレベル。こういう商品は往々にして変に日本人向けにアレンジされているものだが、オレンジチキンは元より日本人の味覚に合うことも精度の高さに貢献しているのだろう。

繰り返すが、マジで本場の風味に仕上がっている。なんなら本国アメリカの、アジア系店主がやってるよくわからない店のオレンジチキンより美味いまである。

「世界ごはん万博」シリーズの他の商品もそうなのかは不明だが、少なくともオレンジチキンに関しては、ガチにアメリカンクオリティ。

参考リンク:セブンイレブン
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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