田中達也「ブロッコリーの森は世界共通。<見立て>を追求するきっかけが、ブロッコリーでした」
2025年4月19日(土)12時30分 婦人公論.jp
〜「ブロッコリーの森は世界共通」〜(作:田中達也)
ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さん。2017年NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックでも話題となった、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」で創り出された世界は、日本のみならず世界を魅了しています。Instagramのフォロワーは400万人以上。『婦人公論』(4月号)掲載、田中さんの作品群のシンボル、ブロッコリーを木に見立てた作品をご紹介します。
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〜四季を感じて〜
「ブロッコリーの森は世界共通」
「ブロッコリーが木に見えたことはありませんか?」。
私が初対面の人によく尋ねる質問です。
答えは、老若男女どの国の人も「イエス」。
また、ブロッコリーを木に見立てたことが、今の作風である「見立て」を追求するきっかけになりました。
ブロッコリーは作品群のシンボル
そういった意味で、ブロッコリーは私の作品群のシンボル。
今回が最終回ということで、私の思い入れも含め、これからの新緑の季節にぴったりの作品をご紹介します。
ここでお会いするのは最後ですが、今後も毎日インターネット上で作品を発表し続けますので、応援していただけると嬉しいです。
神戸空港の屋上に設置された巨大な「ブロッツリー」