女性が落ち込むのはどんな時?「娘から〈キレイにしなさい〉と叱られた」「孫育ても終わって出番がない」「窓ガラスに映った自分を見て」
(写真:stock.adobe.com)
年を重ねると、ふとした瞬間にため息をつきたくなる—。前向きに過ごすために読者が実践していることは?(イラスト=いだりえ)
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Q 年齢を重ねて、何に気分が沈みがちになった?
● 老い・健康
*ひざを悪くして、大好きな登山ができなくなった(62歳・会社員)
*体調が悪い日が続いた時(57歳・パート)
*耳が聞こえにくく、何度も聞き返さないといけない(71歳・主婦)
*街中で何気なく鏡や窓ガラスに映る自分の姿を見て、老けたと感じる(59歳・主婦)
*正月やお盆で子どもや孫たちが帰省してくれるが、布団や食事の準備、大掃除などに昔より時間がかかるし、疲れるようになった(74歳・年金受給者)
● 死別
*友人や知人の訃報。とくに私より若い人の死はつらい(90歳・主婦)
*亡くなった夫を思う時(64歳・大学教員)
(イラスト:いだりえ)
● 家族
*夫との意思疎通が困難。自分の言いたいことだけ言って、私の話はまったく聞かない。二人でいても、心は一人。仲良しのご夫婦を見ると、寂しくて涙が出る (68歳・パート)
*娘に「もっとキレイにしなさい」と叱られる(81歳・年金受給者)
*両親の介護をしても、夫に大変さをわかってもらえない(60歳・主婦)
(イラスト:いだりえ)
● 気力の低下
*何ごとにも積極的になれなくて、シュンとなっている自分に気づくことがある(74歳・無職)
*大好きだった料理や家事が面倒に感じられる時(53歳・主婦)
*朝からやる気が起きない(65歳・自営業)
(イラスト:いだりえ)
● 環境の変化
*役職を退き、仕事の責任が激減。孫が成長して「ばぁば」の出番も少なくなり、日々の充実感が少ないと感じる(75歳・会社員)
*65年住み慣れた札幌から東京へ転居。これまではたくさんの仲間と過ごしていましたが、急に知人・友人のいない世界になり、憂うつに(86歳・年金受給者)
● その他
*人からの何気ない言葉に落ち込む。昔より打たれ弱くなった (72 歳・主婦)
*仲のいい友人が、趣味や習いごとを生き生きと楽しんでいる姿を見た時(74歳・年金受給者)
回答者数… 146人
平均年齢… 66歳
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