春の花シャクヤクやチューリップで部屋を彩る...色をリンクさせる飾り方

2025年4月23日(水)11時0分 大手小町(読売新聞)

フラワーアーティストのニコライ・バーグマンです。

春は色鮮やかな花々が咲き誇る季節。また新年度が始まり、お引越しをされた方などもいると思います。ぜひ自宅に花を取り入れて心地よい空間でくつろげるように、今回は家のインテリアと花の関係についてお話ししたいと思います。

ニコライ・バーグマンさん

私の母国・デンマークは冬が長く、とても寒いため、その間、いかに快適に家の中で過ごすかをみんな工夫しています。そのため、インテリアや照明にこだわる人が多く、家の中に花を飾ることを習慣にしている人も少なくありません。私も家具や照明が大好きで、デンマークのものを中心にコーディネートしています。

また、デンマーク人は基本的に良いものを長く使い続けます。家具を代々受け継いで使うこともよくあります。私も家具や照明は長く使うことを前提に、飽きがこないシンプルなものを選びます。その上で、例えばクッションカバーやマットのようなファブリックは、季節や気分によって気軽に変えることができるため、そこで色や質感に変化をつけて楽しんでいます。

この季節に美しく、存在感があるシャクヤクを中心に

キッチンにはルイスポールセンの照明

さらに、家の中に彩りを添えるものとして、私は花を使っています。花を取り入れることで、季節やその移ろいを感じることができるのも日々の喜びです。ベーシックなインテリアをキャンバスに、花で少しずつ色と変化を加えていくイメージです。

ダイニングには、ベージュピンクの照明とリンクさせたピンクのシャクヤク

光がたっぷり降り注ぐ窓辺には、ビワの枝をさりげなく

リビングにはグリーン1色でまとめたブーケを

家に飾る花は、今回紹介したように、ダイニングにはピンク、リビングにはグリーンなど、飾る場所によって色を統一すると取り入れやすいと思います。もちろん春は色とりどりの花がそろいますので、あえてカラフルにコーディネートするのもステキです。その場合は、1種類の花でアレンジすると難しくなく、より簡単にまとめられるでしょう。

          カラフルなチューリップを飾ると、気分が上がります

インテリアを考える時に、色や素材の組み合せに悩むこともあると思いますが、長く使うものはシンプルに、変えられるもので色を加えることを基本に考えると、まとめやすくなると思います。そして、季節の花で日常に彩りを添えて、楽しんでください。

高輪ゲートウェイシティに4つのコンセプトの新店舗をオープン

<Information> "Flowers & Design meets Living"をコンセプトに、フラワー、カフェ、スクール、リビングの4つのテーマを組み合わせた初のライフスタイルストア「ニコライ バーグマン 高輪店」を3月27日にオープンしました。高輪店では、より気軽に花を楽しんでいただけるように、花を1本から購入できるニコライ バーグマン バンドルフラワーを販売しています。さらに、高輪店限定で、ギフトや手土産にも最適なXSサイズ(9×9×H9cm)のフラワーボックスも展開しています。ぜひお立ち寄りください。

大手小町(読売新聞)

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