「単願制」の公立高入試を「デジタル併願制」へ、平デジタル相が一部先行実施に意欲

平デジタル相

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　平デジタル相は２５日の閣議後記者会見で、公立高校入試で１校しか受験できない「単願制」の見直しについて、「一人ひとりの希望する進学につなげられる可能性がある。自治体での事例創出に向けた取り組みを進めたい」と述べた。

　政府が検討する「デジタル併願制」の一部自治体での先行実施に意欲を示したものだ。同制度は、受験生が志望する複数校に順位をつけ、試験結果などに応じてシステムが合格校を割り当てる内容だ。

　阿部文部科学相も記者会見で「メリットや課題について整理し、自治体、高校関係者の意見も聞いて丁寧に検討する」と語った。