【第93回アカデミー賞】長編アニメーション映画賞はディズニー&ピクサー『ソウルフル・ワールド』
2021年4月26日(月)10時26分 シネマカフェ
人間が生まれる前の「ソウル(魂)」たちの世界を舞台に、そこに迷い込んだジャズミュージシャンを夢見る音楽教師の主人公と、何事にも興味も示さず、生きる目的を見つけられない22番と呼ばれるソウルが冒険を繰り広げる。
昨年の『トイ・ストーリー4』に続き、ディズニー&ピクサー作品が同賞に輝くのは2年連続。ピート・ドクター監督の作品が受賞するのは、『カールじいさんの空飛ぶ家』(第82回)、『インサイド・ヘッド』(第88回)に続き3回目となる。『ソウルフル・ワールド』は当初、劇場公開が予定されていたが、度重なる公開延期を経て、現在はディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」にて独占配信されている。
長編アニメ/ピート・ドクター監督の受賞コメント
この作品は、人生を教えてくれるジャズに対するラブレターです。(スタッフ、キャストの名前を挙げながら)人生の目的を追求したいという私の思いを、支えてくれた。家族もそうです。そして映画の主人公と同じ世界中の音楽教師たちにも感謝を申し上げます。彼らは世界をより良いものにしてくれています。
ジャズミュージシャンの模範に従って、これからも美しいものを作っていきましょう。