トイレットペーパーはシングルとダブル、違いは何? 企業の解説によると…
2025年4月26日(土)17時50分 grape

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生活必需品であるトイレットペーパー。あなたは『シングル』と『ダブル』のどちらを使っていますか。
「結局どちらがいいのか分からない」と、買う時に毎回迷う人もいるのではないでしょうか。
本記事では、大王製紙株式会社が運営する『エリエール』のウェブサイトを参考に、『トイレットペーパーのシングルとダブルの違い』を徹底解説します。
すぐに役立つトイレットペーパーの豆知識にも注目です。
トイレットペーパーは、『シングル』と『ダブル』どちらが人気?

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『エリエール』によれば、シングルとダブルの売り上げを比較すると、ダブルのほうが圧倒的に人気が高いのだそう。
日本国内での販売金額で比較すると、シングルが約3割、ダブルが6割以上と、圧倒的にダブルのほうが売れています。
エリエール ーより引用
ダブルは2枚重ねで形成されているのが特徴。シートとシートの間に空気の層があることで吸水性がよく、ふんわりとした肌触りが人気の理由のようです。
シングルとダブルの違いは?
違いの1つが長さ。シングルはダブルに比べて約2倍の長さとなっています。
また、シングルは1枚でダブルと同等の丈夫さを求められるため、1枚あたりで比較すると、シングルのほうがつくりが丈夫です。
長さと丈夫さを踏まえると、1回で使用する量が同じ場合はシングルのほうがお得。しかし、ダブルのほうが吸水性に優れているため、1回の使用量はシングルより少ない傾向にあります。
これらのことを踏まえると、1ロールを使い切るまでの期間は、シングルとダブルでほとんど変わらないようです。
お得感ではそれほど大きな差はないため、使い心地などの好みで使い分けるといいでしょう。
トイレットペーパーは『表と裏』がある

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トイレットペーパーは、紙を作る時と表面に凹凸を付けるエンボス加工の時に、『表と裏』ができてしまいます。エンボス加工の表面は肌触りがよく、裏面はざらざらしているのが特徴です。
シングルは裏面を内側にして巻いているため、表面が外側にくるように巻き取ると心地よく使えます。
ダブルは裏面同士を重ねているため、巻き取り方を考える必要はありません。
使用頻度が高いトイレットペーパー。シングルとダブルそれぞれの違いと使い方を知って、快適に使いましょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 エリエール