4月29日は昭和の日。和田秀樹が各地のイベントへの参加をススメるワケとは?「周りの様子を観察したり会話をすれば、それだけで脳に刺激が…」
2025年4月28日(月)6時30分 婦人公論.jp
(写真提供:Photo AC)
「『日々、ためす、楽しむ』。これこそが、若々しさの秘訣です」そう語るのは、著者累計1000万部を超えるベストセラー作家であり、長年高齢者医療の現場に携わる精神科医・和田秀樹先生。そんな和田先生の著書『60歳からはわたしらしく若返る: 一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』から一部引用・再編集し、「脳・心・体に自信を持ち続けるために取り入れたいこと」を、当連載にてご提案します。今回のテーマは「イベントを活力剤にする」です。
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イベントを活力剤にする
4月29日は昭和の日。
ゴールデンウィークにさしかかる祝日ということもあり、各地でさまざまなイベントが開催されます。
気になるイベントを調べて、出かけてみましょう。
家族を誘ったり、友だちや仲間と出かけるのもいいですし、一人で出かけてもいい。
脳を活発に働かせる
せっかくですから、初めての食べ物を食べてみたり、音楽を聴いたり、参加型のイベントやワークショップなどがあったら、積極的にチャレンジしてみてください。
他の人と何かを一緒にすることで、自然とコミュニケーションが生まれます。
周りの様子を観察したり、会話をすることは脳にとってとてもいい刺激となります。
イベントでは、ぜひ写真を撮りましょう。
文章を添えてSNSに投稿したり、日記を書いたり、写真を見ながらそのときのことを誰かに報告すれば、記憶を整理することになるので、脳はますます活発に働きます。
※本稿は、『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。
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