「日曜の夜ぐらいは...」、清野菜名“サチ”に「楽しいことを受け付けない価値観。あれ分かる」と共感相次ぐ

2023年5月1日(月)10時20分 シネマカフェ

「日曜の夜ぐらいは...」第1話(C)ABCテレビ

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清野菜名主演、岡田惠和脚本による「日曜の夜ぐらいは...」が4月30日スタート。清野さん演じるサチに「セリフがそれなすぎた」「楽しいことを受け付けない価値観。あれ分かる」など、視聴者から共感の声が殺到している。

ABCテレビで新たにスタートした日曜よる10時の連続ドラマ枠。その第1弾として「にじいろカルテ」「ファイトソング」などを手掛けた岡田氏のオリジナル脚本で、“人生とは、家族とは、愛とは”をテーマにしたハートフルなストーリーが展開する本作。

古ぼけた団地、郊外の借家、街中を空しく走るタクシー…時代に取り残され活気を失い、どことなくもの寂しさが漂う光景のなか、足の不自由な母との二人暮らしを支えるため休みなくバイトを続ける娘。家族から縁を切られ、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける女性。両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける孫娘。離れた場所に住み、お互いの存在も知らない3人が、あるラジオ番組をきっかけに運命的な出会いを果たすことから物語は始まる。

キャストは車イスの母親と2人暮らしで、煮詰まると「コンビニの一番高いアイスクリーム」を食べる岸田サチに清野さん。厚木生まれの元ヤンキーで今はタクシー運転手。夜勤明けの缶チューハイとラジオが楽しみな野田翔子に岸井ゆきの。田舎で祖母と2人暮らしをしながら、ちくわぶ工場で生計を立てている。感情が高ぶると早口になってしまう樋口若葉に生見愛瑠

ラジオ番組のベテランリスナーで、サチ・翔子・若葉3人組結成の立役者となる市川みねに岡山天音。キラキラ輝くカフェで働いているカフェ・プロデューサー、住田賢太に川村壱馬。サチの母親で車イス生活のため外出の機会は極端に少なく、趣味は料理とラジオという岸田邦子に和久井映見。裕福な暮らしから没落し、今は小さな借家で孫の若葉と二人暮らしの樋口富士子に宮本信子といった面々。


※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

1話では邦子が自分が参加するのは難しいと知りながら、人気番組「エレキコミックのラジオ君」主催のバスツアーに応募。嫌がるサチを代理として送り込み、ツアーで若葉、翔子と出会う。最初は2人と距離を置いていたサチだが気づけば笑顔に。しかし“楽しいことあるとキツいの耐えられなくなるから、キツいだけのほうが楽。友達ができるとキツくなる”と2人と親しくなることに不安感をにじませる。

さらにツアー終了後、連絡先を交換しようと言われたサチは連絡がだんだん来なくなるのがいや、と拒否。楽しかったからこのままで、と告げ、3人はそのまま帰路につく…という展開に。

放送後のSNSには「全てが絶妙にリアルで、たくさんのうちの1人、その誰かのどこにでもあるような人生の1ページを見ているような感覚でした」「めちゃくちゃいい。名作間違いなし。見事な台詞劇。岡田恵和脚本の真骨頂。カメラワークもいい」など、作品の空気感や演出を絶賛する声が上がる。

また「LINE交換しませんから?の清野菜名ちゃんのセリフがそれなすぎた(笑)」「サチがLINE交換しないの分かる ノリで交換したあとの後悔 連絡が来なくなる寂しさ」 「楽しいことを受け付けない価値観。あれ分かるなぁ。楽しい仲間や思いで作っても廃れてしまうなら、作らない方がいいという価値観」など、サチにも共感の声が相次いでいた。

【第2話あらすじ】
つらいだけの日常に戻ったサチだったが、うまくいかないことがある度、誰かに話したくなっている自分に気づく。そんななかエレキコミックのラジオ番組でみねのツアーレポートが読まれる。それぞれの日常の中でラジオから流れる自分たちの出会いに耳を傾けていたサチ、翔子、若葉の心には言葉にできない感情が押し寄せる…。

「日曜の夜ぐらいは...」は毎週日曜22時〜テレビ朝日系にて放送中。

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