【異次元体験】直島「ろ霞」で東洋思想×デジタルの“十二支アート”展示開始!NFT神社も出現
2025年5月4日(日)7時0分 ソトコト

スマホで神社を参拝、アートが宿に宿る──そんなSFのような体験が、いま直島で現実に。「十二支×東洋思想×デジタルアート×NFT」の融合によって生まれた異次元空間が、本格旅館「ろ霞」で期間限定公開中です。


■ 十二支が時空を超えるアートに進化
香川県・直島にある本格旅館「直島旅館 ろ霞(ろか)」にて、FEATURED ARTIST 第7弾の企画展「12」がスタートしました。
手がけたのは、ビデオゲームやVR、NFT、AIなどのテクノロジーを自在に操る現代アーティスト・たかくらかずき氏。
干支に宿る時間や方位の感覚を、デジタルペインティングで現代にインストール。作品群は宿泊者が過ごす客室内に展示され、宿そのものがアート体験の場となっています。

■ 「ろ霞」ならではの宿泊アート体験
「ろ霞」は、2022年に開業した全室スイートの本格旅館。
国際的アーティスト名和晃平の彫刻や写真をはじめ、若手作家の品川亮、横田大輔らの常設展示も魅力。アートプロデューサー後藤繁雄氏による「ROKA ART PROJECT」の一環として、FEATURED ARTISTの展示は年2回更新されています。
今回の「12」は、2025年9月8日(月)午前11時まで開催予定です。

■ NFTが奉納できる!? ハイパー神社6Dが出現
さらに注目なのが、庭園「朧月夜」に登場したデジタル神社「ハイパー神社6D」。
社殿は庵治石を使用したモニュメントで構成され、美濃焼タイルをスマホでスキャンすると、AR空間に社殿が出現。自身の画像やNFTを“奉納”できる仕組みとなっています。
NFTのお守りや奉納タイルも限定販売されており、アート×信仰×デジタルの新体験が楽しめます。
■ アートを持ち帰る旅がここに
客室に展示されたアート作品はすべて購入可能。
その日限りの“出会い”が、未来へ続く“所有”になる──そんな一期一会の体験こそが、ろ霞の魅力です。
- 公式サイト:https://roka.voyage
- 展示期間:2025年4月22日(火)〜9月8日(月)午前11時