子どものスポーツ活動は低年齢化、指導転換が必要

5月7日(火)18時15分 リセマム

習い事の実施率(4~11歳)(全体・性別・性別×学校期別)

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未就学児のスポーツクラブの加入率は2015年から2017年までの2年間で7.3ポイント増加しており、子どものスポーツ活動が低年齢化していることが、笹川スポーツ財団の調査より明らかになった。「指導する」から「一緒に遊ぶ」活動へ指導転換が必要だと提言している。

 笹川スポーツ財団は、日本の幼児から青少年までを対象に、スポーツの「実施頻度」「実施時間」「運動強度」などに関する調査を2年ごとに実施し、「子ども・青少年のスポーツライフ・データ」として発表している。2017年の調査は、全国の市区町村に住む4歳〜11歳を対象に2017年6月24日から7月20日に実施。有効回答は1,573件。

 「子ども・青少年のスポーツライフ・データ2017」によると、4歳から11歳の72.0%が習い事をしていた。もっと多かったのは「水泳(スイミング)」24.7%で、男子では「未就学児」「小学1・2年」「小学3・4年」で1位、「小学5・6年」でも2位だった。

 習い事の中でもスポーツ系の種目は人気が高く「水泳(スイミング)」のほか、「サッカー」「体操」「野球」「バスケットボール」などが上位にランクインしている。

 スポーツクラブの加入率は、未就学児が男子41.3%・女子38.8%、小学1・2年が男子60.3%・女子44.6%、小学3・4年が男子72.9%・女子55.7%、小学5・6年が男子77.4%・女子56.6%だった。未就学児のスポーツクラブの加入率を2015年調査と比べると、2015年32.8%から2017年40.1%と、2年間で7.3ポイント増加している。

 笹川スポーツ財団スポーツ政策研究所の武長理栄副主任研究員によると、「スポーツ指導者はこれまで小学校高学年が指導の対象の中心だったが、今後は幼児や小学校低学年の子どもたちも指導の対象となることから、子どものスポーツ指導に関する知識や技能の習得はより重要な課題になる」という。

 また、「子どもたちが多様な動きを身に付けるとともに、からだを動かす楽しさを感じるためには、子どもと一緒に遊びを考え、工夫し、楽しむ姿勢が大切」だとし、「これまでの『子どもに教える』から『子どもを観察し、支援する』活動への発想の転換、違う視点を持つことが求められる」とコメントしている。

リセマム

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