京都みやげ「茶の菓」の深すぎるこだわり 原料の茶畑見学もできる体験ツアー開催

2019年5月8日(水)10時30分 Jタウンネット

京都みやげとして人気の抹茶スイーツ「茶の菓(ちゃのか)」。宇治の厳選した茶葉を使った洋菓子で、「お濃茶ラングドシャ」という愛称でも知られている。


そんな「茶の菓」に込められたこだわりや、菓子づくりの裏側などを知ることができるツアーが、2019年4月26日に実施された。その名も「京都クオリティ バスツアー」。いったい、どんな内容だったのか。


製造の「こだわり」は茶畑から


このツアーは、茶の菓を販売する洋菓子店「京都北山 マールブランシュ」の運営会社・ロマンライフ(京都市)が開催したもの。ツアー名になった「京都クオリティ」とは、マールブランシュの菓子作りの考え方だ。


一行がまず訪れたのは、原料となる茶葉を育てている小島茶園(宇治市)。ここでは、茶の菓に使われる茶葉がどう育てられているのかなど、生産者による説明を聞くことができた。そのほか、さまざまな茶葉の飲み比べ体験も行われた。


続いて、マールブランシュの焼き菓子製造工場「湖南スタジオ」(滋賀県湖南市)での工場見学。ここでは、茶の菓を開発した江崎靖彦シェフの製造実演を間近で見学したほか、マールブランシュの焼き菓子の試食もできた。


最後に訪れたのが、マールブランシュの京都タワーサンド店。「茶の菓」をイメージした店内を見学し、京都の定番みやげの魅力を改めて体験できるツアーは終了となった。こうしたツアーを開いた狙いについて、ロマンライフの広報部長・河内康太朗氏は、


「お店ではお伝えしきれないこだわりをより深く知っていただくには、実際に体験していただくことが一番です」



と説明。参加者からはツアー終了後、「(マールブランシュの)客が満足される理由が分かった」といった声が寄せられたという。今後についても、


「引き続きモノづくりの姿勢を伝えられるような体験を交えた発信をしてまいります」



としていた。


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