「不登校の前兆があった」は8割、4人に1人があることを訴える機会が増えた―どんな異変がある?

2021年5月10日(月)15時26分 マイナビ子育て

成基が運営する不登校に関する情報提供メディア「ツナグバ」は、不登校の経験を持つ人296名を対象にアンケート調査を実施しました。

不登校児童が「学校に行けなくなった原因」、最多は「いじめ」に

アンケートの結果、いじめが原因の不登校が1位になりました。

いじめによる不登校の中には「友達からのいじめ」だけでなく「学校の先生からいじめられた」や「友達の親からいじめられた」など、子ども以外からのいじめを原因とする声もありました。

特に学校の先生とのかかわりについては3位にもランクインしており、苦手な先生と出会ってしまうと児童は逃げ場がなく、かなりの苦痛になっているようです。

また、いじめの中には「LINEグループで仲間外れにされた」「自分の知らないチャットルームで悪口を言われていた」などネットいじめも多くみられました。

児童がスマホを所持することが増えているため、いじめの内容も変化しており、親はより注意深く子どもの様子を見守ることが必要なようです。

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不登校の児童8割が「不登校になる前兆があった」と回答

不登校経験を持つ296名のうち、80%が「学校に行けなくなる前の前兆があった」と回答しました。

では、実際にどんな変化が多く起きるのでしょうか?

体調不良や学校への行き渋りなどが多く、全体的に朝学校に行く時間が近づいたときに、いつもと違った様子が見られやすいようです。

このような異変を感じた場合、保護者は無理せず学校を休ませる、じっくり話を聞いてあげるなど、早めに対応することが求められるでしょう。

調査概要

調査方法|インターネット調査調査期間|2023/7/21〜8/2調査人数|不登校の経験を持つ人296名調査に活用したサイト|クラウドワークス

ツナグバhttps://www.shingaku-fs.jp/tsunaguba成基https://www.seiki.co.jp/overview.html

(マイナビ子育て編集部)

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