チャールズ国王の誕生を宇宙人が監視!? 戴冠式の写真にUFOが写り込む

2023年5月9日(火)14時0分 tocana

 地球上で大きな行事や記念式典が行われると、UFO(※)も姿を現すという。有名なところでは、アメリカ大統領の就任式典時に空にUFOらしき物体が確認されたという話がある。最近ではイギリスのエリザベス女王が崩御した際、国葬の3日前にイギリス上空をゆっくりと横切る謎の発行物体が実に800人以上に目撃されるという事件が発生していた。当時、SNS上には問題の発光体を捉えた映像や画像がいくつもアップされており、イギリス国内で相当な話題になった。


※ UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。


 そして5月6日、イギリスのウェストミンスター寺院で戴冠式が執り行われ、チャールズ国王が正式に即位となった。当日は1万人以上の人々がザ・マル(バッキンガム宮殿からトラファルガー広場を結ぶ通り)に集まり盛大に祝われた他、イギリス空軍のアクロバットチームであるレッドアローズによるフライ・パスも行われた。


 だが、チャールズ国王の戴冠を祝っていたのはイギリス国民だけではなかったようだ。


 写真家のサイモン・バルソン氏が翌日7日に撮影した写真を確認してみたところ、連続写真の一コマに「赤いコマ」のような形状の奇妙な飛行物体が写り込んでいたというのだ。問題の画像では、レッドアローズの航空機がロンドンのザ・マルに向かって飛行している様子が捉えられているが、その上に確かに飛行機とは違う赤い物体が浮かんでいるのが確認できる。


 バルソン氏はこの物体について、次のように証言している。


「私はその日、ライムハウスのアパートの13階から何枚か写真を撮っていた。レッドアローズが飛んできた時は天候も悪くて空に鳥がいなかったし、肝心の飛行機もあまり見えなかったので、その場で写真を確認しませんでした。翌日になって写真の中にこの奇妙な物体を見つけたので解像度を上げてみたところ、まるで赤いドングリか何かが浮いているように見えるものが写っていることに気づきました。ですが、私にはこれが何なのかさっぱりわかりません。最近、この地域で奇妙な『UFO』の目撃報告を多く聞きますので、他の人ならこれが何であるか推測できるかもしれないと思って公開しました」


 ちなみに、バッキンガム宮殿上空で行われたフライ・パスは雲が低く雨が降っていたため予定より規模が縮小されていたという。当初はF-35 BライトニングやタイフーンFGR 4のほか、スピットファイアやハリケーン、ランカスターなど、60機で14波の予定だったそうだ。


 レッドアローズの飛行隊長トム・ボールド氏はITVニュースの取材に対し 「フライ・パスの全体の高度は約304メートルになるため、当日は気象予報に注意しながら宮殿の上を超える地点まで飛行経路を確認していました。天気次第では何が起こるかわからなかったからです」と答えている。


 だが、流石に彼らでも「UFOが飛来していた」ことまでは把握できなかったようだ。写真を見た人たちからは遠方を飛んでいた報道機関等のヘリ説やドローン説も出ていたが、形状が違いすぎるという反論も寄せられているようだ。やはり、新たな英国国王の即位を祝いにきたエイリアンのUFOだったのだろうか?


参考:「Daily Star」ほか


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】



tocana

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