ホッチキスとクリアファイルで針穴が目立たない! 壁面活用DIYに「賃貸でも安心」

2025年5月13日(火)17時10分 grape

壁に写真や小物を飾ったり、収納グッズを取り付けたりする時、手軽な方法としてよく使われるのが画びょうです。

取り付けが手軽な一方、外した後にできる壁の穴が気になる人もいるのではないでしょうか。

「賃貸の部屋でも壁を上手に活用したい」といった悩みを解決できるのが、InstagramでさまざまなDIY術を紹介している、さえ(sae.obeya_katazuke)さんのアイディアです。

本記事では、さえさんのInstagramから、壁面を活用できるテクニックを紹介します。

※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。

使用するのはホッチキスとクリアファイル

さまざまなDIYテクニックを発信しながら、自宅を快適な空間に整えているさえさん。子供が持ち帰ってくるプリントの収納場所に悩んだ結果、壁を活用することを思い付いたそうです。

画びょうでプリントを留めると、外した後に穴が残ってしまいます。特に白い壁の場合、小さなシミのように見えて気になるでしょう。

そこでさえさんが活用したのは、『ホッチキス』です。

家に余っているクリアファイルも使います。

まず、クリアファイルを小さな長方形にカットします。

壁にワイヤーネットを押し付け、固定したい部分にカットしたクリアファイルを当てましょう。

後は、ホッチキスでクリアファイルの上と下を留めるだけ。ホッチキスを大きく開いて、針が出るほうを壁に押し付ければOKです。

さえさんによると、ホッチキスの針は、上下の力には比較的強く、手前に引っ張る力には弱い性質があるそうです。

重いものを吊り下げる際は下方向への力が働くため、意外にもしっかりと固定できるといいます。

プリントを収納するファイルやゴミ箱を設置すれば、プリント整理のための専用スペースが手軽に完成しました。

気になる針の跡と注意点

画びょうではなくホッチキスを使う場合、気になるのはやはり『針の跡』です。

さえさんの投稿では、この疑問にも丁寧に答えてくれています。

画びょうとホッチキスの針の跡を比較した写真を見ると、その違いは一目瞭然です。

画びょうの跡に対し、ホッチキスの針の跡がかなり小さいのが分かるでしょう。なかには気付かない人もいるかもしれません。

これくらいの跡であれば、賃貸の部屋でも試しやすく、設置場所を変えたい時も対応しやすいでしょう。

また、さえさんによると、ホッチキスをできるだけ垂直に打ち込むことで、よりしっかりと固定できるそうです。

なお、梁のある部分は針が刺さりにくいため、石膏ボードの部分を選んで刺しましょう。

注意点としては、一般的な文具用のホッチキスを使うと、サビが発生する可能性があること。

ステンレス製の専用針を使えば、サビにくく強度も高まります。設置する場所や期間を考慮して、最適な針を選んでください。

壁面を有効活用するアイディアはたくさんありますが、費用がかかってしまうものも少なくありません。

身近なアイテムであるホッチキスとクリアファイルを活用すれば、費用を抑えて便利な収納スペースを作れます。

壁に穴が開くのが気になる人は、ぜひさえさんのアイディアを参考にしてみてください。

なお賃貸物件の中には、画びょうなどで穴を開けることを禁止している場合や、認めていても、退去時に修繕費の支払い義務が発生するケースがあります。

壁面のDIYを行う前に、必ず『賃貸借契約書』を確認してください。


[文・構成/grape編集部]

出典 sae.obeya_katazuke

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