コロナ5類移行から1年、「不安を感じる」人は減少傾向も、「ストレス度」は昨年から横ばい

2024年5月15日(水)11時55分 マイナビニュース

クロス・マーケティングは5月13日、第49回「新型コロナウイルス生活影響度調査」の結果を発表した。調査は4月26日〜29日、全国47都道府県に在住する20〜69歳の男女2,500人(各年代500人)を対象に、インターネットで行われた。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行してから1年近く経つ今回の調査では、まず、現在の健康状態を聴取したところ、体調面について24%が「悪い計(7段階聴取ボトム3 )」と回答。特に、「目の不調」「肩・首筋のこり・痛み」「睡眠の質の低下」「睡眠時間の不足」「スタイル、見た目の体型が気になる」が上位となったほか、50〜60代では「目の不調」が目立つ結果に。
一方、精神面が「悪い計」は30%と体調面よりも多く、具体的には「頭の回転、忘れっぽさを感じる」「ネガティブに考えがち」「自己肯定感が低い」「意欲・やる気がでない」といった症状が。また、「頭の回転、忘れっぽさを感じる」以外の項目において、20代の精神面の不調が多く見受けられた。
次に、健康のために実行していることや今後強化したいことを教えてもらったところ、体調面では「散歩・ウォーキング」が3割台、「ストレッチ」が2割台で上位に。一方、内面的な健康のためには、「睡眠をしっかりとる」「テレビ・映画・動画を見る」「ゆっくり休息をとる」「美味しいものを食べる」「散歩・ウォーキング」が3割台で上位となり、今後強化したいことは、「睡眠をしっかりとる」「散歩・ウォーキング」「ゆっくり休息をとる」などが多くあがった。
続いて、サプリメントについても聞くと、「ビタミンC」「マルチビタミン」を接種している人が多く、今後は「鉄分」「腸内環境を整える」ものを取り入れたい人が多いよう。性年代別にみると、男性20代・40代は「プロテイン」、男性30代は「マルチビタミン」「睡眠の質向上」、男性50代は「亜鉛」、女性20〜50代は「鉄分」、男女60代は「腸内環境を整える」が摂取意向のTOPにあがり、性別や年代による意向の違いが見られた。
また、サプリメントについて「興味関心のある層」は38%。特に、「コロナ後遺症」「更年期」「妊娠・出産」「PMS(月経前症候群)」など、身体の変化に伴いサプリメントの必要性を感じている人が多い結果に。一方、興味関心のない層(62%)では、「安全性」「信頼性」などへの不安、「価格の高さ」「効果」に疑問をもつ声も聞かれた。
新型コロナウイルスについては、定点指標の「直近1週間の不安度」は27%、「将来に対する不安度」は37%と、いずれも先々月より3pt減少。一方、「直近1週間のストレス度」は、2023年8月より横ばいの48%だった。

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