燕三条の調理器具「プログレード」 千切り器とスライサーでかなう時短調理とプロの味【使用レポ】

2024年5月16日(木)21時15分 All About

燕三条の金属製品メーカー 下村工業が発売している、千切り器やスライサーがセットになった「プログレード 快速野菜調理器セット」の使用感をレポート! 料理上手な人にこそ強くおすすめしたい、高性能な調理道具です。

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日本国内で金属加工の集積地として有名な新潟県の燕三条。今回ご紹介するのは、その中で1874年創業という歴史をもつ下村工業の千切り器とスライサーのセット「プログレード 快速野菜調理器セット」(参考価格:税込6500円)。
筆者は3カ月ほど使っていて、調理の時短とプロのような味を実感しています。料理上手な人にこそおすすめしたい調理器具です。

「プログレード 快速野菜調理器セット」とは?


「プログレード 快速野菜調理器セット」についているプレートは5枚。
・ウェーブ&ワッフルスライサー
・スピードおろし
・快速千切り
・快速細千切り
・薄切りできる厚み調整スライサー
これらのプレートと併せて使う、野菜が小さくなっても安全におろしたりスライスしたりできる「野菜ホルダー」は、ピンが出ているので野菜をしっかりホールドしてくれ、滑るようなことがありません。

さらにプレートをセットし、カットしたものを受け止めてくれる容器と、水切りができるザル、すべてを収納できるケースが付いています。

スライサーや千切り器より包丁とまな板のほうがラク?

スライサーや千切り器より包丁とまな板のほうがラクじゃない? と思う人もいるかもしれません。筆者も料理を始めた頃は、当たり前のようにスライサーのセットを買っていたのですが、忙しい中で調理をしていたので、わざわざスライサーや千切り器を出してくるのが面倒で使わなくなっていました。
しかしそこから何年も経ち、何度もきんぴらごぼうやにんじんシリシリ(細切りしたにんじんを炒める沖縄料理)を作る中で、「やはり千切り器があったほうが便利かも」と思い、いろいろ調べてたどり着いたのが、下村工業の「プログレード 快速野菜調理器セット」でした。
「千切り器やスライサーをすぐに使えるようにしておけばいい」と考え、シンク下収納の扉についている包丁ラックの横にプログレードのセットを置いています。扉を開ければ、姿勢を変えることなく手に取れるという場所です。
味噌汁作りの最後にネギを入れたいと思えば、ネギを持ってきて数秒スライサーの上で動かすだけ。ネギが飛び散ることなく、きれいなカットで仕上がります。頻繁に使うようになると、調理の時短になっていることをより感じます。

大根おろしも時短でできる


セットの「野菜ホルダー」を使えば、手を切るかもという不安なく大根をおろすことができます。そして水切りザルがついているので、おろしたあとの大根を絞る必要もありません。ここでも調理の時短を実感します。

1枚のプレートで3種の厚みにカットできるスライサー


薄切りできる厚み調整スライサーは表から見ると一般的なスライサーですが、裏に秘密があります。厚み調整スイッチを動かすことで0.8ミリ、1.5ミリ、2.0ミリに厚みを調整することが可能なのです。

0.8ミリと2.0ミリでスライスしたきゅうりです。和え物に使うときは0.8ミリ、食感を楽しみたいサラダなどを作るときは2.0ミリと、料理にあわせて厚みを簡単に変えられることから、今まで作らなかったような料理も作るようになり、レパートリーが広がりました。

作り自体が時短にできている「快速千切り器」

さらに、「快速千切り」と「快速細千切り」の2枚のプレートは、通常は押す動作だけでカットするところ、刃が2方向についているので、押す、引くの往復動作でカットでき2倍の速さで千切りができてしまう優れもの。

「快速細千切り」でカットしたきゅうりです。包丁では絶対にできない糸のような細さの千切りを簡単に作ることができます。

どのプレートも刃の切れ味がいいので、野菜の切り口もきれいになり、それが味に影響していることも感じています。
下村工業は「料理上手にこそおすすめしたい!プログレードの千切り器・スライサー」というキャッチフレーズをつけていますが、まさに料理のレパートリーも広がり、味も良く、そして時短になるセットです。
筆者はセットで購入しましたが、プログレードはこの他のプレートも含め、単体でも購入できます。包丁とまな板を調理台に出すのと同じような場所に置いておくことで、スライサーや千切り器も活用できるので、料理が好きな方、調理を時短したい方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
(文:矢野 きくの(節約ガイド))

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