「べらぼう」19話、「真正面から口説いてくる」横浜流星“蔦重”の説得に感動の声上がる

2025年5月18日(日)23時21分 シネマカフェ

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第19回(C)NHK

「べらぼう」の19話が5月18日放送。春町を説得する蔦重の言葉に「出た!蔦重のクリエイター殺し文句!」「真正面から口説いてくる」など感動する視聴者が続出。また誰袖が取った衝撃の行動には「詐欺師のやり口」「鬼畜の所業」といった反応も上がっている。

「JIN-仁-」「大奥」などで知られる森下佳子の脚本で、江戸時代を舞台に、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても、面白さを追求し続けた時代の寵児である“江戸のメディア王”蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描く本作。


出演は成長した唐丸と再会した蔦屋重三郎=蔦重に横浜流星。蔦重から“歌麿”の雅号を授かった唐丸=喜多川歌麿に染谷将太。放蕩息子な蔦重の義理の兄・次郎兵衛に中村蒼。蔦重の育ての親である駿河屋市右衛門に高橋克実。カボチャの愛称を持つ大文字屋市兵衛に伊藤淳史。蔦重のことが好きな花魁の誰袖に福原遥。

鱗形屋から出した「金々先生栄花夢」が大ヒットした恋川春町に岡山天音。出羽国久保田藩の藩士で流行作家として一時代を築く朋誠堂喜三二に尾美としのり。蔦重に本作りの基本を教えた鱗形屋孫兵衛に片岡愛之助。江戸市中の“地本問屋”のリーダー的存在・鶴屋喜右衛門に風間俊介。「解体新書」などを世に送り出した須原屋市兵衛に里見浩太朗。前回ラストで毒をあおった十代将軍家治の側室・知保の方に高梨臨。大奥の最高権力者=大奥総取締の高岳に冨永愛。田沼意次を重用する十代将軍・徳川家治に眞島秀和。足軽から大名へと登りつめた田沼意次に渡辺謙といった顔ぶれ。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
鱗形屋が店を畳むことになり、抱えていた作家や版木が他の地本問屋に引き取られていく。鶴屋のもとで新作を書くはずだった春町だが、鶴屋からは作風が古いと言われ両者は対立する。そんななか春町を引き抜きたい蔦重は須原屋の仲介で鱗形屋と“和解”。自分が育てた春町の才能を潰されたくない鱗形屋は蔦重に力を貸し、密かに春町を鶴屋から引き抜く作戦を考えていく…というのが今回のおはなし。

吉原者である蔦重を嫌っていた春町に「百年先の江戸を書きませんか」と提案する蔦重。自分は“鶴屋で書いてもいい、春町が描く未来の江戸が見たい。アイデアを使ってくれて構わない”と熱く語りかける蔦重は、自分の作風は古臭いぞと返す春町を「古い?新しい?…鼻くそでしょう。だって先生が描くのは百年先の江戸ですよ」と説得する…。

「出た!蔦重のクリエイター殺し文句!」「ぎゃー、蔦重!この人たらし!」「「アンタの書くものが見たい」と真正面から口説いてくる本屋。どちらを取るかなんてもう明白やね」など、春町を説得する蔦重の言葉に感動する視聴者が続出。

一方、今回のエピソードで大文字屋が亡くなるのだが、誰袖が死に際の大文字屋に無理やり筆を持たせその腕を取り、自分を“五百両で蔦重に身請けさせる”と証書を書かせていたことが明かされる…それを見た視聴者からは「べらぼう見てたらあり得ない恐怖展開始まって腰抜かした」「誰袖ちゃん…それ詐欺師のやり口…あの子怖い…」「死にかけのカボチャのおとっさんへ鬼畜の所業…」などの声も上がっている。

【第20話あらすじ】
蔦重は「菊寿草」で自身の本を高く評価され、須原屋と大田南畝(桐谷健太)を訪ね、南畝から今江戸で人気の狂歌の会への誘いを受ける…。
「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」はNHK総合で毎週日曜20時〜(再放送は翌週土曜13時5分〜)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。

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