熱中症対策に「入浴」が効果的? -週7回以上の入浴で、夏バテの重症化リスクが低下する可能性が!

2025年5月23日(金)11時11分 マイナビニュース


バスクリンは5月21日、「バスライフ実態調査」の結果を発表した。調査は2024年9月19日〜25日、自宅に浴槽のある15〜69歳の男女2,000人を対象にインターネットで行われた。
従来より入浴や入浴剤と健康の関係性についてさまざまな調査・研究を行ってきた同社はこのほど、例年実施している「バスライフ実態調査」を解析。その結果、入浴(湯船につかる浴槽浴)が熱中症や夏バテに対して一定の効果をもたらす可能性があるという。
まず、2024年に実施された最新の調査結果をみると、夏場の入浴スタイルは基本的に「浴槽浴有り」が57.0%、「シャワーのみ」が39.2%。2020年からの経年比較を行ったところ、いずれも大きな変化は見られなかった。
また、夏場の浴槽浴に対して期待する効果を教えてもらったところ、「さっぱりする」(28.6%)が最も多く、次いで「リラックスできる」(25.9%)、「リフレッシュできる」(24.5%)、「身体全体の疲れが取れる」(24.4%)、「血行が良くなる」(21.2%)と続き、夏でも浴槽浴が日々のリフレッシュや健康維持の手段として広く支持されていることがわかった。
これまでのバスライフ実態調査の結果を解析したところ、6月以降において、入浴頻度が月3回以下の方は、週7回以上の方と比較して熱中症が重症化しやすい傾向に。さらに、入浴の実施頻度が月3回以下の方は、週7回以上の入浴頻度の方よりも、「病院に行くレベルでの夏バテ症状があった」と回答された割合が有意に多いことがわかった。
一方で、入浴頻度と夏バテの重症度の関連における多変量解析では、週7回以上の入浴は月3回以下の入浴と比較して、夏バテの重症化リスクが低下する可能性が明らかとなった。

マイナビニュース

「入浴」をもっと詳しく

「入浴」のニュース

「入浴」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ