開発進む“原子力ロケット”、地球から火星まで2か月で到達可能に

2024年5月23日(木)3時50分 ナリナリドットコム

原子力エンジンを搭載するロケットが、火星への移動時間を短縮できる可能性があるという。NASAはパルスプラズマロケット(PPR)が宇宙探査を新たな時代に突入させると予想している。

パルスプラズマロケットは核分裂を使った原子力発電によるロケットで、「スタートレック」シリーズに登場した宇宙船USSエンタープライズを彷彿させる推力を発生させるという。
NASAの広報はこう話す。
「パルスプラズマロケットは宇宙探査を全く新しい時代にすることができます」
「このシステムの高い効率性により、有人の火星へのミッションをわずか2か月で達成することが可能になります」
現在のテクノロジーでは火星に辿り着くまでの時間は9か月間とされているが、NASAと技術開発会社ハウ・インダストリーズによって開発されているパルスプラズマロケットは、他の宇宙空間での推進システムよりもずっと効率的だという。
また重い荷物を運ぶことが可能で、軌道上での危険に関する安全性も増すことになるとされている。

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