松屋 店舗限定「サーモンいくら丼」を食べてみた → 前回から進化している!! ちょうどいい塩加減と配慮されたワサビ
2025年5月28日(水)15時30分 ロケットニュース24
さて松屋のイクラと言えば、去年の冬を思い出す。すき家と松屋が同時にいくら丼を売ったのだ。あの時はまだ進化の余地を感じさせるクオリティだったが、今度はどうなっているのだろうか? 試してみることに。
・色々ある
実は今回の店舗限定メニューだが、バリエーションが3種ある。「いくら丼」「炙りマヨサーモン丼」そして「サーモンいくら丼」だ。サーモンとイクラを仕入れたので、その組み合わせでできるやつを一気にやったみたいな気配。
この3種なら、やはり試してみたいのは「サーモンいくら丼」だろう。イクラのクオリティも、サーモンのクオリティも試すことができるしな。並と大盛があり、それぞれ1480円と1980円。
今回は大盛を攻める。そしてテイクアウトしたのがトップの写真だ。
・進化
ライスは、極めて普通のノーマルライス。醤油がかかっているとかそういうことはない。
そしてこちらが上に乗るやつ。全てが最初から一緒になっているタイプだ。店舗で頼むならどうでもいいが、テイクアウトするなら持ち運びには注意が必要だろう。さもなくばシェイクされてしまう。
海苔も最初から一緒になっているタイプ。こちら、前回バッティングした対抗馬のすき家は小袋入りの海苔を採用しており、あちらに一歩リードを許した部分だった。
テイクアウトではシナシナになってしまうのが弱点だが、今回もここは変わらず。
しかし、前回は全て一緒にされていたワサビが、今回はよくパック寿司に入ってるやつに! そういえば醤油も前回は渡されなかったな。もしかしたらデフォの味付けが変わっているのかもしれない。
とりあえずワサビに関しては、望まぬ場合もテイクアウトだと強制的に混ざってしまっているという事態は発生しない。これは進化したポイント。
・味
さて、これ等を全てライスの上に乗せたのがこちら。
事前の味見はせず、ここに醤油を全てかけていく。
ワサビもそれなりに投入。
サーモンの切り身のサイズにはばらつきがあるが、スシローや はま寿司などの回転寿司のネタと比較すると、やや小さいが、半分まではいかず、まあ、0.8倍くらいだろうか。悪くないと思う。
食べてみると……おぉ、ちょうど良いのでは? 前回のイクラ丼は、最初からついている醤油味が濃すぎて、塩辛いという感想が優勢だったと記憶している。
その面でも、いい塩梅で仕上げてきた すき家のリードを許していた感があった。しかし今回のこれは、まさにちょうどいいのではないか。
見ての通り私は付属の醤油を全てかけた。その状態で、イクラもサーモンも、そしてライスも全て食べきるまで、ずっと丁度いい塩加減だった。
もっと塩辛くしたければ各自好きに醤油をかければいいし、薄味が好みならかけなければよい。よくある小袋の醤油を全ぶっぱして、濃い味が好きな私が丁度良く感じた程度ということは、各々の裁量で幅広い好みのレベルに調節可能と思われる。
そしてサーモンとイクラについては、全く何の不満も無く、値段に応じた期待通りの、食べたかったクオリティのイクラとサーモンだ!
なお、サーモンはちゃんと脂が乗っているので、もしライス少なめでオーダーすると、少しこってり気味に感じられるかもしれない。松屋のイクラリベンジは成功と言っていいのではなかろうか。
参考リンク:松屋
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.
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