梅雨の時期の体調不良、最多は腰痛 - 半数がしている対策とは?

2025年5月29日(木)16時4分 マイナビニュース


野中腰痛クリニックは5月26日、腰痛持ちの男女を対象に行われた「梅雨の時期の腰痛」に関する調査の結果を発表した。調査は4月28日〜30日、20〜30代501人、40代以上503人の計1,004人を対象に行われた。
まず、梅雨の時期の体調について聞いたところ、「とても悪くなる」「やや悪くなる」を合わせると7割近くが体調が悪くなるという結果となった。
体調が悪くなると答えた人に、具体的な症状を聞いてみると、20〜30代では「腰痛」「頭痛」「肩こり」、40代以上では「腰痛」「肩こり」「体のだるさ」がそれぞれ上位となった。
日常的な腰痛の発生頻度については、「1週間に数回」が最多となり、「1週間に1回」が次いだ。梅雨の時期に腰痛が悪化するか尋ねると、およそ8割が「とても悪化する」または「やや悪化する」と答えた。
梅雨の時期に感じる腰の痛みのタイプは、20〜30代、40代以上でいずれも「じんわりとした重だるさ」が最多となった。
腰痛を感じる場面を聞いてみると、半数以上が「長時間座っているとき」と回答し、最も多かった。腰痛の原因として当てはまると思うことについても、「長時間座っている」が最多となった。
腰痛を和らげるために行っている対策を尋ねると、「ストレッチ」が最も多く、以下に「湯船につかる」「マッサージ」と続いた。
最後に梅雨の腰痛についてどのようなことが知りたいか聞いたところ、「梅雨の時期の腰痛を緩和・予防する方法」が最も多く、「湿気の腰痛への影響」や「気圧の変化の腰痛への影響」が続いた。
気象庁の発表によると、平年の梅雨入りの時期は関東甲信地方で6月7日ごろとなっている。梅雨の時期は低気圧が続きやすく、湿度の高さも相まって不調を感じる人が多くなる。代表的な例としては気象病があるが、その場合、必要に応じて医療機関で相談するほか、ストレッチのような適度な運動や十分な睡眠など日常におけるセルフケアも重要となってくる。

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