「TT兄弟」にこんな使い方があったとは... ある小学校の先生が考えたコロナ対策が最高だった
2020年6月12日(金)18時0分 Jタウンネット
新型コロナウイルス感染対策の1つ、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の保持——人と人との距離を十分にとり、接触を避けるということだ。
とはいえ親しい友人や知人に会うと、うっかり近づいてしまうこともあるだろう。そんな中、ある小学校の先生が行っている「ソーシャルディスタンスを保つ方法」がツイッターで話題になっている。
小2の3密対策。
— なお@R&Y (@NAO_R_Y_) June 10, 2020
「離れて」とか「近づかないで」とか先生言わないよ。っていうから...
(あれ?学校ではソーシャルディスタンスもう関係ないの?)って思ったら。
先生が「ティー」って叫んだら、クラス全員でT T体操するんだって
先生、さすがっす
投稿したのは、埼玉に住むツイッターユーザーのなお(@NAO_R_Y_)さん。小学2年生の次男とこんな話をしたという。
「小2の3密対策。『離れて』とか『近づかないで』とか先生言わないよ。っていうから...
(あれ?学校ではソーシャルディスタンスもう関係ないの?)って思ったら。
先生が『ティー』って叫んだら、クラス全員でTT体操するんだって」
お笑いコンビ・チョコレートプラネットの鉄板ネタ「TT兄弟」。両腕を地面と水平になるように伸ばし、「ティー、ティティー、ティーティーティティー」の掛け声とともに足踏みをする。両腕を広げた分だけ横の人と距離が取れるというわけだ。
これなら小学校低学年の子も喜んでやるだろう。この方法に対し、他のユーザーからは、
「先生すごい!想像したら可愛すぎてヤバい」
「天才かと思いましたwww」
「目に浮かんだ!体でわかるし、なにより楽しい!」
といった声が上がっている。
本家も「ソーシャルディスTンス」推奨
Jタウンネットは12日、投稿者のなおさんに詳しい話を聞いた。
なおさんはその日、「学校では休み時間も遊具やボールなどが使えず、鬼ごっこも禁止になっている」といった話を息子2人としていた。そこで次男の小学校でソーシャルディスタンスを保つために「TT兄弟」が使われていることを知ったという。
なおさんによれば、その翌日に配布された学級通信には、
「『近づかないで』とか『離れて』とかいう言葉は、言われた側が傷つくこともあるよね。ということで、編み出したのが『ティー』です」
「ちょっと近づきすぎだな。という時に合図を出します」
といった記載がされていたという。
チョコレートプラネットの公式YouTubeチャンネルでは、4月23日に「TT兄弟とソーシャルディスタンスを覚えよう」というタイトルの動画を投稿されている。ソーシャルディスタンスならぬソーシャルディスTンスを推奨しているようだ。
なおさんはツイッターで話題になったことについて、
「まさかこんなに広まるとは思っていなかったのでビックリしています。楽しくソーシャルディスタンスする方法として広まったらうれしいです」
と話している。