国内で1%しか流通していない「メンマ」がこちらです / 中国産と食べ比べたら全然違った!

2024年7月6日(土)12時0分 ロケットニュース24

人生いくつになっても知らないことばかりである。こういうのも先日、メンマについて新たな知識を得たのだ。

福岡県糸島市のJA農畜産物直売所「伊都菜彩(いとさいさい)」で売られていた商品によると、なんと国内で流通しているメンマの99%は中国や台湾などの外国産なのだという。マジかよ!

・福岡県産のメンマ
で、その売られていた商品というのが「純」国産メンマである竹次郎の無限めんま。なんだか『鬼滅の刃』に出てきそうな名前だなっていうのはさておき……

種類は四川山椒、醤油の2つでそれぞれ450円(伊都菜彩での価格、内容量は100g)。なんでも収穫から製造まで福岡県でやっていて、ひとつひとつ手作業で作られているそうな。

なお、商品のパッケージによると無限メンマはまろやかな味わいで特有の臭みがないこと、それからシャキシャキとした食感が特徴らしい。

・トップバリュと比較してみた
それにしても、国産メンマというだけで大きく変わるものなのだろうか。せっかく見つけたのだ。どれくらい違うのか確かめてみるとしよう。

ということでトップバリュのものを購入して比べてみた。こちらは中国産でお値段127円。内容量は70gだから、無限めんまの半額以下で売られている計算になる。

そうなると同じメンマとはいえ、ガッツリ違っていないと困るところだが……

もう色から違った。しっかり味付けされている証なのだろうか。とにかく期待だ!

・実食
まずは四川山椒から食べてみよう。色の黒さと四川という名前から辛さを覚悟したものの……

実際はそこまでで辛すぎないラインを絶妙に攻めていた。それより何より驚いたのが歯応え!

これまで食べてきたメンマと違って、しっかりとした硬さがあったのだ。擬音でいうならシャキッ。メンマは柔らかいイメージがあっただけに、これは意外だった。

そして醤油の無限めんまも同じく硬いが、四川ほどじゃなくスッと噛み切れる。また、そこまで塩っけもないし、どちらかといえば四川よりも食べやすかった。

それでいて、味付けが何にでも合うタイプだからお供としてかなり強い。大きさ、形、味といい、個人的に醤油がリアル無限。ついつい手が伸び、マッハでなくなるくらいにウマかった。これはイイものだ。

・トップバリュ
最後はトップバリュのメンマ。もうね、これはアレだアレ……

どこにでもあるやつ……!

ちょっと柔らかくて醤油味がしっかりついていてTHEメンマ。それから匂いも無限めんまに比べたら「いつもの」感じがした。

というワケで、いつもと違った味だった無限めんま。絶対に無限じゃないとダメだということはないが、1つの経験として「メイドインジャパン」を味わえたのは勉強になった。

いやはや、人生いくつになっても知らないことばかりだなぁ。

参考リンク:竹次郎の無限めんま
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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