ホリエモン「SNSの影響で新幹線で『席倒していいですか?』と確認する人が増えた」 マナーを気にしすぎる風潮を指摘

2018年7月30日(月)11時51分 キャリコネニュース

先日、新幹線のグリーン車に乗った際、前に座っている人から「席を倒していいですか?」と聞かれ、「勝手に倒せや。そうやって何でもかんでも保険かけようとすんなボケ」とブチ切れツイートを投稿し、話題を集めた堀江貴文氏。

7月27日に放送された『5時に夢中!』(MX系)に出演し、このツイートの真意を語った。(文:石川祐介)

「謎のマナーが広まっていることに対して危惧をしている」

堀江氏は新幹線を利用する機会が多いとのことだが、

「ここ2、3年で『席倒していいですか?』が増えた気がするんですよ」

とマナーを気にする人が増えてきたとここ数年の傾向を語る。

その背景について「ツイッターやSNSがあって、そこで"前の人が倒すのがマナーだ論"なのが増えてきてるんですよ。それが原因でウザいやつが増えてきた」と指摘。近年SNS上でマナーに対する議論が活発に行われているため、細かいことにも気遣いをする人が増えたと分析していた。

そして、

「そろそろ言っておかないと…… 。このままだとみんなが言うようになる」
「新幹線で席を倒す時、声掛けをするっていう謎のマナーが広まっていることに対して危惧をしている」

とマナーを気にしすぎる風潮に警鐘を鳴らすため、拡散されやすいようあえて厳しい口調の内容で投稿したという。

タクシー運転手までも最近は自己紹介 過剰な配慮は息苦しい

さらに、「新幹線に限らず、こういうのは他にもあるんですよ」と同様のケースは現在多く見られているという。

「例えば、日本のエアラインのCAの『雑誌いりませんか?新聞はいかがですか?』とか『私、伊藤でございます』とか…お前が伊藤かどうかなんてどうだっていい」

たしかに、機内で寛いでいるときにいちいち話しかけられてコミュニケーションを求められるのは面倒くさい。ミッツ・マングローブさんは「ちょっとでもそこが欠けた時にツッコんでくるクレーマー体質な人って結構な数いる」と過剰なおもてなしはクレーマーの多さが原因だと話す。

続けて、「だから、タクシーの運転手さんも自己紹介とかするじゃないですか?」と最近は、タクシー運転手までもが無駄に丁寧なときがあるという。堀江氏もタクシー運転手については、毎回ルートを聞かれることが気に食わないようで、

「六本木から西麻布行くのにルートなんて一つしかねーだろ」

と語気を強めた。客同士のマナーやおもてなしの精神は大事だが、ある程度無神経にならないと、息苦しい生活を強いられるようになるのかもしれない。


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