【大学受験】学生の多様性目指し…地方受験生獲得の取組み紹介

8月8日(水)16時45分 リセマム

学習院大学

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教育情報を配信する大学プレスセンターは2018年8月8日、大学通信のまとめニュースとして地方受験生獲得に取り組む大学の事例を掲載した。受験生の地元志向などから、学生の出身地の「多様性」が失われつつあると言われている中、地方でのオープンキャンパスや相談会の開催、地方出身者向けの奨学金の設置など、大学が展開する施策の一部を紹介する。

学習院大学
 2017年度に1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)を除く地方の受験生対象の「目白の杜奨学金」を導入。入学年度に採用候補者100人に100万円が給付される奨学金で、2018年度は25道県の受験生から応募があった。ほかにも地方出身者向け奨学金「学習院桜友会ふるさと給付奨学金」では年額50万円が4年間給付される。いずれも入学前予約型。

東京都市大学
 都内だけではなく、地方の高校との連携にも積極的に取り組んでおり、2017年3月に栃木県立小山高校、2016年12月に静岡サレジオ高校と協定を締結。その結果、2018年度一般入試では2017年度に比べ、提携校からの志願者が大きく増加した。

創価大学
 在学している約8,000人の学生のうち6割程度が首都圏以外の出身者のため、学生寮が充実しており新入生の約6割が入寮。2017年は新たに国際学生寮2棟をオープンした。そのほか、大阪と横浜での出張オープンキャンパスや、入学前予約「創友給付奨学金」などを実施。

成城大学
 2017年に福岡で初めて出張オープンキャンパスを開催。2018年度入試から試験会場を設置した。その結果、福岡県からの志願者が25%増に。札幌には2017年度入試から試験会場を設けたことで、北海道からの志願者数が56%アップ。2018年は札幌でも初めて出張オープンキャンパスを開催する。

筑波学院大学
 つくば市に転居して通学する新入生に対して「つくばで暮らそう奨学金」を給付。入学時につくば市内のアパートを借りて転居すると、月額3万円を上限に入学後1年間支給される。当初、東日本大震災の被災地域を対象に開始したが、その後被災地以外にも拡大し、現在は全国の地域が対象。

 そのほか、北海道科学大学では、東京に向かいがちな東北地方の受験生に「北海道にも目を向けてほしい」という目的で、東北での相談会実施や、東北出身の在学生を紹介するパンフレットを作成。京都産業大学は、「先生が生徒に勧めたくなるような情報を届けたい」とのねらいから地域別「京都産業大学データブック」を作成。北陸版、四国版、中国版の3種類を各地域の高校に配布するなど、首都圏以外の大学でも地方の受験生獲得に向けた施策を展開している。

 大学プレスセンターのWebサイトでは、ほかの大学の事例についても紹介している。

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