血糖値とHbA1cの違いって?

2022年9月6日(火)20時30分 ココカラネクスト

 銀座血液検査ラボの生活習慣病検査では、HbA1c値をお調べすることが出来ます。

では、血糖値 と HbA1c の違いについてご存じでしょうか?

血糖値は血液中に含まれるブドウ糖の量

血液中の血糖の濃度は、直近の食事や運動によって短期的に上昇・下降します。

そのため、血糖値は測定するタイミングで結果が異なってきます。

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HbA1cはヘモグロビンにブドウ糖が結合した割合を示すもの

ヘモグロビンとは、赤血球に含まれる赤色素たんぱく質のことで、全身の細胞に酸素を送る働きをしています。

赤血球の寿命は120日ほどで、その間にヘモグロビンはブドウ糖と結合します。

そのため、採血時から遡って過去1〜2ヶ月間の実測の血糖値の平均がHbA1cと相関していることがわかっていて、直近の食事や運動の影響を受けずに、1〜2ヶ月間の平均的な血糖値がわかると言われています。

過去1〜2ヶ月間の平均的な血糖の状態をあらわすHbA1cの値が高いということは、継続して血糖値が高いということをあらわしています。

数値の意味を詳しく知って、ご自身の健康状態を知り、生活習慣を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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