旨い・デカい・辛い! 『赤丸唐揚げ』の真っ赤なからあげを食べてみた

2020年9月15日(火)10時50分 食楽web


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 新型コロナウィルスの影響で外食が低迷する中、ブームになっているのが中食。デリバリーやテイクアウトの人気が高まり、新規参入も増加傾向にあります。とくに大手外食チェーンなどは、既存店舗の厨房を活用したゴーストレストランの形態での展開が可能で、今後も自宅やオフィスなどで有名店の料理を楽しむ人が増えそうです。

 今回ご紹介するのは、『唐揚げ宅配専門店 赤丸唐揚げ』。その名称からもイメージできる通り、激辛のからあげをデリバリーで楽しむことができます。

 しかも1個が約50gと大きめサイズ。“辛い・旨い・デカい”の三拍子そろったものなのです。辛さは5段階から選べるそうですが、当面は3段階とのこと。今回はスタンダードな辛さのものから、もっとも辛いものを食べてみました。

激辛の「赤い唐揚げ」の味わいは?


赤丸唐揚げ(5個)。真っ赤な色合いで身震いしそうですが……

 まず驚くのはルックス。甘辛いタレに、粉末状の唐辛子(スコーピオン)がたっぷりとかけられており、真っ赤なからあげという印象で、見るからに口から炎が噴き出てきそうな色です。どんな辛さか覚悟を決めていざ実食。スタンダードな辛さの「赤丸唐揚げ」(1個150円・以下すべて税抜)はほとんど辛さを感じません。

 “旨辛”なからあげという印象です。うん、これくらいならばイケる! 一般的なからあげにコクが加わり、濃いめの味付けになっている印象です。甘辛のタレは深みのある味で、これが辛さのポイント。辛さの段階でこのタレが徐々に辛くなっていくそうです。さらに辛さを1段階アップして実食。これも軽くピリッとくる感じで、スイスイと食べてしまえます。

 そしていよいよ最上ランクの「辛増し5倍(5辛)」(1個180円)へ。どれほどの辛さかと思っていましたが、食べ始めは普通の美味しいからあげ。しかしじわじわと辛さが迫ってきます。


黒醤油を使った黒丸唐揚げ、出汁麹味の白丸唐揚げとのミックスもあります

 ただ、舌にピリピリとくる辛さで、激辛というより、むしろ辛さが味を引きしめています。水が欲しくなるような辛さではありません。どちらかと言うと、ごはんが欲しくなる辛さ。肉の味に加わった旨辛さが口からのどにかけてガツンと広がり、食欲を刺激してくれます。


あっさり味のだし巻き卵もついています

 激辛系のものを食べると、よく唇がヒリヒリしたりするものですが、これにはそれがありません。表面にふりかけられた粉末状唐辛子が柔らかいクッションのようになって、やさしい食感になり、唇にもふわっとした感触が伝わってきます。

 これは間違いなく激旨辛。ごはんがすすむ味です。現在、Uber Eatsと出前館でオーダー可能とのこと。美味しいからあげで白いごはんをたっぷり食べたいときにおすすめです。

●DATA

唐揚げ宅配専門店 赤丸唐揚げ

https://akamaru-karaage.com/

●著者プロフィール

松本壮平
ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」である大分県中津市。美味しいからあげを求めて東奔西走する「から活=からあげ探索活動」に明け暮れている。

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