ホントに海で泳いでるみたい...! 身近なアイテムを使った「サメのプラモの飾り方」に反響
2021年9月21日(火)17時0分 Jタウンネット
まるで本物の海を閉じ込めたかのような「プラモデルの飾り方」がツイッターで注目を集めている。
さっそく皆さんにもご覧いただこう。

透明のケースを満たす、明るい水色。その中に、サメのプラモが浮いている。
これは2021年9月7日、ツイッターユーザーの「ガンプラ好きのジョン・ドウ」(@k5T0fypPHFmZh2e)さんが
「感動し過ぎてなんて言えばいいか分からないからとりあえず見て欲しい」
と呟いて投稿した写真の内の1枚だ。
美しい青色がサメのプラモデルのかっこよさをいっそう引き立て、活き活きとさせている。いまにも食いついてきそうだ。
いったいどうやって、こんなふうに海中を再現したのだろう......?
疑問に思ったJタウンネット記者は10日、投稿者の「ガンプラ好きのジョン・ドウ」さん(以下、ジョン・ドウさん)を取材し、詳しい話を聞いた。
中に入れるのは水と「あれ」
ジョン・ドウさんは、海中の再現方法について、以下のように説明する。
「密閉できる容器に消臭ビーズを沢山入れて水をゆっくり入れると、ビーズが限りなく透明に近くなって海のような揺らぎのある水の質感を再現出来ました」
なんと、青色の正体は、消臭ビーズだった。

しかも、その上からただ水を注いだだけ。それであんなに綺麗な色が作れるとは......。部屋を消臭する以外にそんな使い道があるなんて知らなかった。
ジョン・ドウさんは、今回の飾り方を試した経緯を
「元々はただサメを砂の上に置いていただけのジオラマだったのですが、サメはやはり海を泳ぐものだからそれを表現したい!泳ぐサメを飾りたい!と思い立ち、数年前に見た消臭ビーズで瓶詰めガンプラを作る動画を思い出して、それを応用出来ないかと考えて作ってみました」
と、語った。

「水を入れた時の感動が凄かった!」
完成品はもちろんだが、消臭ビーズを活用したジオラマ作りはその過程にも驚きが満ちていたという。
「水を入れた時の感動が凄かったです!ビーズが溶けた!?あれ!?え!すごく綺麗!これはやばい!どう見ても海だ!!!あ、ビーズ溶けてないんだ!? と1人で大騒ぎしていました笑」
とジョン・ドウさん。「あまりにもその感動が大きくてこの楽しさをすぐにみんなに伝えたい」と思い、すぐに写真を撮影して今回の投稿をしたそうだ。

ずっと部屋に飾っておきたくなるほど美しいこの作品。
投稿には、同様の方法を試したことがあるというユーザーから、「ビーズが溶けた」「ビーズが膨張して容器が割れた」といった体験談も寄せられていたが、ジョン・ドウさんの作品に関しては「今のところは何も変化はなく綺麗なままです」。
「まだ2日しか経過していないのでこれから注意深く見守っていこうと思います笑」
と述べていた。
14日昼時点で、このサメプラモデルの投稿には、13万5000件を超えるいいねや、
「すごい綺麗で素敵ですね...」
「真似したい」
「これは素晴らしい おジョーズですね」
「透明なものは見たことあったのですが、海中を表現するのは初めて見ました...!きれ〜〜〜〜!!!!」
といったコメントが寄せられるなど大きな注目を集めている。こういった反響に対し、「ジョン・ドウ」さんは
「間違いなく自分が作った作品なのに自分のものじゃないかのように思えるぐらい驚きました笑
沢山の方に見てもらえて褒めてもらえてホントに嬉しく思いましたが、何より嬉しかったのはこの作品がキッカケでプラモデルに興味を持った、消臭ビーズで自分も作品を作ってみました、子どもと一緒に作ってみたいと言ったお声です。
いつか自分が誰かの物作りのキッカケになれたらいいなと密かに夢を描いていたので、思わぬタイミングで夢が叶いました。
この作品を見て下さった全ての皆様!本当に本当にありがとうございました!」
とコメントした。海中だけではなく、好きな色の消臭ビーズを使って自分だけのジオラマ世界を表現してみるのも楽しいかもしれない。