松屋の味噌汁、軽減税率で「-6円」に? ネット注目の謎理論、広報に確認すると...

10月2日(水)15時31分 Jタウンネット

税抜価格に注目(画像はたゆるta_yu_ruさん

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消費増税に伴う軽減税率が2019年10月1日に導入された。飲食店では持ち帰りの場合が消費税8%、店内で食べる場合は10%になる。


そんな中、ツイッターで思わぬ注目を集めているのが、牛丼チェーン「松屋」の味噌汁だ。


松屋の「牛めし」は軽減税率の導入後も、店内飲食と持ち帰りの税込価格は320円と同じ。しかしそれぞれの価格をそろえるため、これまで同じだった税抜価格は店内が291円、持ち帰りが297円に変更された。



そこで話題になったのが、店内飲食の場合のみ付いてくる「味噌汁」の扱いだ。


軽減税率の導入によって、味噌汁のない持ち帰りの牛めし(297円)の方が、味噌汁付きの店内で食べる牛めし(291円)よりも6円価格が高くなったことになる。こうした状況について、インターネット上で、


「これまで無料だった松屋の味噌汁の値段が『 -6円 』になってしまった」



との指摘が寄せられたのだ。


「店内の本体価格を下げている」


この「味噌汁マイナス6円」説が話題になったのは、ツイッターユーザーのたゆる(@ta_yu_ru)さんの投稿がきっかけだ。


増税及び軽減税率の導入により、これまで無料だった松屋の味噌汁の値段が『 -6円 』になってしまった pic.twitter.com/nnxS0HAvTZ
- たゆる (@ta_yu_ru) 2019年10月1日

この投稿は、2日昼時点で1万件以上のリツイートが寄せられるなど、ネット上で大きな注目を集めることに。


はたして、松屋の味噌汁は本当に「マイナス6円」になってしまったのだろうか。


Jタウンネットは2日、松屋フーズホールディングスに話を聞いてみた。


総務広報グループの担当者によると、税抜価格の差額は「牛めしの価格自体」を変更したことが理由。もちろんだが、味噌汁の値段が「マイナス6円」になったわけではないという。


価格を変更してでも、税込の価格をそろえた理由については、


「一番はお客様の混乱を招かないようにしたいという思いがあるので、利便性と券売機の使いやすさを加味しました」



と話している。


せっかくなので、筆者が日ごろ疑問に思っていた、すべての丼もの・カレー(店内のみ)に味噌汁が無料で付いてくる理由についても聞いてみた。


「バランスの良い食事をとって欲しいという思いからです。企業テーマに『みんなの食卓でありたい』というキャッチコピーがあります。食卓っていう思いを会長が強く持っていて、ご飯・おかず・味噌汁でバランスが取れているよねってことで、創業当時から味噌汁をセットにしています」(担当者)



普段何気なく飲んでいた味噌汁だが、そんな思いがあったとは...。


「カレーに味噌汁はいらないんじゃないか」などと考えていたことを少し申し訳なく思う。マイナス6円ではないとはいえ、松屋の味噌汁を見る目が変わってきそうだ。

Jタウンネット

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