じゃがいも&さつまいも…誰もが大好き!秋の味覚の王様がもつ効果効能とは?
2022年10月4日(火)11時0分 ココカラネクスト
いよいよ、「食欲の秋」の季節がやってきましたね。
秋には、「秋の味覚」の言葉通り、美味しい食材がたくさん旬を迎えます。
今回は、その中から、誰もが大好き、じゃがいも&さつまいもについて、予防医学マイスターであり、予防医学士の坂田武士先生に、お話を聞いてみました。
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これらに含まれる栄養素は、主に炭水化物です。ただ、坂田先生いわく、同じ炭水化物のお米やパンとの違いは、ビタミン(主にビタミンC)も豊富に入っている点だそうです。
坂田先生によると、炭水化物とビタミンCを同時に摂取できる食材はなかなかないといいます。
ビタミンCは、抗酸化作用という細胞の酸化を防ぐ栄養素が含まれています。
そのため、夏に紫外線を浴びて日焼けをした肌を回復させる美容効果や、酸化した細胞によって低下した体力の、疲労回復に効果的な面もあるといいます。
また、ビタミンCについて、野菜類に含まれるものは加熱すると壊れやすい性質がありますが、じゃがいもに含まれるビタミンCはでんぷんに包まれているため、加熱調理をしても栄養分を損なうことなく、摂取できる特性があります。さつまいもには、食物繊維が豊富なので腸内環境も整えて、便秘の解消に役立ちます。
また、このほかにもビタミンB1なども含まれるため、糖質を代謝してエネルギーにかえる効果もあるといいます。また、じゃがいもとさつまいもには、カリウムも豊富なので、むくみの予防にもなります。
秋はあなたの身近にあるじゃがいも&さつまいもを摂って、効果的に栄養を補ってみてください。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
坂田 武士
一般社団法人日本予防医学マイスター協会 代表理事
株式会社サムライフ 代表取締役
昭和大学薬学部薬学科を卒業後、薬剤師免許を取得。大手製薬会社勤務や特別養護老人ホームの施設長などを経て、予防医学やエイジングケアの重要性を感じ、2009年株式会社サムライフを設立。2019年一般社団法人日本予防医学マイスター協会を設立し、全国で予防医学の資格認定を発行している。薬をすすめない薬剤師として、これまでに1万人以上の独自のオーダーメイド予防医学カウンセリングを行う。筋肉を維持して脂肪だけを落とす「オプティマムファスティング(R)」は、健康・美容業界のプロの間で広がり、便秘外来や整形外科のクリニックやエステサロン、プロスポーツ選手などにも取り入れられている。この方法を記した著者「4日間で脂肪だけをキレイに落とす本」(学研プラス)が好評を博す。
<保持資格>
薬剤師、予防医学マイスター(R)、予防医学士(R)、オプティマムファスティングコーディネーター(R)、スポーツファーマシスト