【大学野球】奈良学園大・矢川幸司郎、9季ぶりノーヒッター「打たれる気がしなかった」

2025年4月27日(日)5時0分 スポーツ報知

奈良学園大の矢川幸司郎(奈良学園大野球部提供)

◆近畿学生リーグ ▽第4節2回戦 奈良学園大4—0阪南大(26日・GOSANDO南港)

 近畿学生リーグは第4節の2回戦3試合が行われ、昨秋覇者の奈良学園大・矢川幸司郎(3年=日本航空石川)が無安打無得点を達成した。2020年秋の同校・大畑理暉(現JR西日本)以来の快挙となった。

 4—0で迎えた最終回を、奈良学園大の矢川がわずか8球で締めた。126球で、20年秋に先輩の大畑が記録して以来、9季ぶりの無安打無得点。野球人生初の大記録達成に「真っすぐが走っていて、スライダーも良かった。今日は状態も良くて、打たれる気がしなかった」と声を弾ませた。

 許した走者は、味方の失策と2四死球のみ。10三振を奪い、最終回には自己最速タイの141キロを計測した。これで、2季連続46度目のリーグ制覇に大きく前進。矢川は「このノーヒットノーランが終わりじゃなくて、優勝を目指して、チームに貢献できるように頑張ります」と意気込んだ。

 ◆矢川 幸司郎(やがわ・こうしろう)2005年2月9日、兵庫・宝塚市生まれ。20歳。丸橋小1年から丸橋小クラブで軟式野球を始め、長尾中では伊丹中央ボーイズに所属。日本航空石川では2年秋からベンチ入り。甲子園出場はなし。奈良学園大では1年秋からベンチ入り。177センチ、75キロ。右投左打。

スポーツ報知

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