【大学野球】日本ハム伊藤大海の母校・北洋大が今年度限りで休部へ 大滝敏之監督「今年度が多分最後になる」
2025年4月26日(土)12時16分 スポーツ報知
春季リーグ戦開幕戦の道教大旭川戦でマウンドに集まる北洋大の選手たち
◆北海道六大学野球春季リーグ戦第1節1日目 北洋大1—0北海道教育大旭川=延長10回=(26日、苫小牧・とましんスタジアム)
日本ハム・伊藤大海投手(27)の母校である北洋大が、今年度限りで休部する見込みであることがわかった。
運営法人が「京都育英館」に移管され、2021年4月に苫小牧駒大から北洋大に校名が変更された。苫小牧駒大時代には春秋合わせて3度のリーグ優勝を達成。20年のドラフト会議では、昨季最多勝と最高勝率の2冠を獲得した伊藤がドラフト1位で日本ハムに指名された。
年々部員が減少し、現在の部員は2〜4年生の15人(うち1人は留学中)のみ。1年生は入部しておらず、休部の方針は年明けに選手に伝えられた。
春季リーグ戦の開幕戦となったこの日の試合は、延長10回の末に勝利。投手登録の選手が三塁で出場するなど、総力戦で白星スタートを切った。1999年から指揮を執る大滝敏之監督(70)は「学生の減少で悔しいんですけど、何とかこの14名でみんなで一致団結してやりたい」と話した。