【大学野球】 広陵出身の明大・田上夏衣がサヨナラ打 宗山塁の背中を追い安打を量産中

2025年4月26日(土)19時43分 スポーツ報知

9回2死三塁、右前にサヨナラ打を放ちガッツポーズする明大・田上夏衣(カメラ・宮崎 亮太)

◆東京六大学野球春季リーグ戦第3週第1日▽明大3x—2慶大(26日・神宮)

 明大が1—2の9回に逆転サヨナラで慶大に先勝した。2死一塁から1番・榊原七斗中堅手(3年=報徳学園)の中越え三塁打で追いつくと、続く田上夏衣(かい)左翼手(2年=広陵)が右前打を放った。

 「自分で決めるという強い気持ちで打席に入りました」と田上。威力のあるストレートを武器とする慶大・広池浩成投手(3年=慶応)が投じた高めの直球を右前へはじき返した。「サヨナラ打は人生初。うれしい気持ちでいっぱいです」とヒーローは笑顔。戸塚俊美監督(60)は「練習から『粘り強く』をキーワードにやっている。全員が最後まで諦めなかった」とたたえた。

 広陵OBは、宗山塁が昨秋のドラフト1位で楽天へ入団した。田上にとっては偉大な先輩。「(明大で)一緒にやっている時も、卒業される時も『泥臭く頑張れよ』と言われました」と明かす。この日は3安打の固め打ちで、打率はトップタイの5割に。リーグ史上7位となる通算118安打を放った宗山の背中を追いながら、4季ぶりのリーグ優勝を目指すチームをけん引する。

スポーツ報知

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