松屋が仕掛ける話題のステーキ店『ステーキ屋 松』はウマいのか? 実際に行って食べてきた

2023年10月9日(月)10時49分 食楽web


松屋の系列店『ステーキ屋 松』の溶岩焼きステーキ1300円 | 食楽web

●牛めしの松屋が手掛けるステーキ店『ステーキ屋 松』は美味しいのか? 実食してきた!

『松屋』といえば、看板商品はもちろん牛丼(牛めし)。ですが、その松屋のグループ店で、本格的なステーキが食べられるという情報を入手。しかも溶岩焼きのステーキで、早い、旨い、安いと三拍子そろっているらしいのです。

 教えてくれたのは、筆者の知り合いの体育会系の現役大学生。聞けば、『松屋』のグループ店『ステーキ屋 松』というお店で、大学のある明大前駅前に最近オープンして、学生の間でも大人気なんだそうです。

「ステーキ以外にハンバーグもありますが、何と言ってもウリは脂身の少ない分厚い赤身ステーキ。しかもご飯が食べ放題、さらにプラス100円でサラダも食べ放題です。日夜トレーニングしている僕らにとっては、低脂質・高たんぱくの赤身肉は非常にありがたい。値段も安く食べられるんで、めちゃくちゃ食べに行ってます」とのこと。


2023年8月28日にオープンしたばかりの『ステーキ屋 松』明大前店

 その『ステーキ屋 松』の店舗を調べてみると、存在するのは都内のみ。京王線の明大前駅をはじめ、東大がある本郷三丁目駅前や、下北沢、吉祥寺、三鷹、国分寺など計6店舗(2023年10月現在)。どこも学生や若者が集まる場所を選んでいるフシがありますね。

 とはいえ、『松屋』=牛めしのイメージが強いので、「溶岩焼きステーキ」や「赤身ステーキ」と言われても、いまいちピンと来ませんが、百聞は一見にしかず。実際に食べに行ってみることにしました。

溶岩石で肉の塊を焼く!


店のオススメの「チャックアイステーキ」

 向かったのは『ステーキ屋 松』明大前店。店は京王線・明大前駅を降りて1分ほどの場所にありました。1階は『みんなの食卓 松屋食堂』、『松屋』、『とんかつ松のや』、『マイカリー食堂』など、松屋のグループ店が集合しており、『ステーキ屋 松』は2階です。

 入店してみると、全席カウンターという、まさに個食系のお店。各席の前にメニュー&注文用タブレットが設置されています。メニューを見てみると、種類はステーキとハンバーグの2種類。ステーキは、「松ロースステーキ」、「チャックアイステーキ」、「リブロースステーキ」、「ミスジステーキ」など部位別に種類豊富で、何を食べようか迷います。


カウンター席それぞれに設置されたタブレットでメニューを選んで注文するスタイル

 そこで、店員さんにオススメを聞いてみると「アメリカ・カナダ産のアンガス牛を使用した『チャックアイステーキ』が一番人気です。赤身が多いのにとってもやわらかく、肉の旨味を強く感じられますよ」とのこと。

 そこで、その「チャックアイステーキ」(150g/ライス・スープおかわり無料)に、サラダバーをつけて注文することに。計1300円です。ちなみに300gも選べて、そちらは2100円です。


よく見ると、肉の部位別の説明もちゃんとありました!(食楽web)

 ステーキが出てくるまでの間、サラダバーにサラダを取りに行きます。プラス100円で野菜や海藻などが食べ放題というのは、年齢や性別を問わず、一人暮らしの人にとっては嬉しいサービスですね。


サラダバーのコーナー

 席に戻ると、溶岩プレートに載ったステーキとライスがすでに置かれていました。前情報どおり、確かに早いですね! 注文してから、ものの5分程度です。

 プレートには、脂が跳ねないように専用ペーパーがかかっています。肉の焼けるジュウジュウという音、そして香ばしい肉の匂いがすでに周りに充満してテンションが上がります。


「チャックアイステーキ」150g1300円

 紙を取ると、ゆうに5cmはあろうと思しき分厚い肉がお目見え。フォークとナイフでカットしてみると、中は美しい赤色のレア状態です。まずはレアで提供し、熱々の溶岩プレートの上で、自分好みの焼き加減まで焼くスタイルです。

 そこで、一口サイズにカットして、さらにジュウジュウ焼いてみます。ちなみに店員さんのアナウンスによれば、溶岩プレートは、温度が下がってきたら新しい熱々のものと交換してくれるそうです。こうした細かい配慮も気が利いていて、安心感がハンパありません。


肉はレアで提供されるので、自分で好みの焼き加減にしていただきます

 良い感じに焼けてきたら、味付けを。カウンターに並んでいるのは、塩(アンデスの紅塩)、ブラックペッパー、わさび、柚子胡椒、にんにくのほか、お肉のソース3種類(オリジナルソース・オニオンソース・ガーリックソース)。これらを小皿に出して、肉をつけながら食べます。まずは、塩だけで食べてみると……

 思わず「ウマっ!」と声が漏れ出るほど、赤身肉の旨味が濃厚。しかも柔らかい! そう、肉自体がとっても美味しいのです!

 その後、オリジナルソースやガーリックソースで食べましたが、このソースたちも超優秀で、肉にソースをつけて、ご飯にワンバウンド。肉⇒ごはん⇒肉⇒ごはんと、往復するうちに、瞬く間に食べ終わってしまいました。う〜、もっと食べたい!!

まとめ


3種類のソースが揃っていて、肉の味を引き立ててくれます。

 というわけで、初訪問の松屋のグループ店『ステーキ屋 松』は、想像をはるかに超える本格的なステーキが味わえました。大満足です。唯一、後悔したのは、ステーキを150gではなく300gにすべきだったということ。赤身のさっぱり感と、コク深い肉の旨味。思い出すだけで、また食べたくなります。

 まだ『ステーキ屋 松』に行ったことがない方、一度ぜひ行ってみてください!

(撮影・文◎土原亜子)

食楽web

「ステーキ」をもっと詳しく

「ステーキ」のニュース

「ステーキ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ