武雄市、東洋大らとデジタル教科書の実証研究を開始…11/9公開授業

2017年10月10日(火)19時45分 リセマム

武雄市教育委員会

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佐賀県武雄市は10月3日、「学習者用デジタル教科書(教材)利活用における実証研究」を行うことを発表。武雄市立の全小学校4年生と中学校1年生を対象に、デジタル教科書が導入される。3日に行われた記者発表のようすは、武雄市による教育改革ブログに掲載されている。

 今回の実証研究は、東洋大学現代社会総合研究所と光村図書出版、啓林館が連携して行うもの。10月より、これまでのICT利活用教育に加えて「学習者用デジタル教科書(教材)」を活用した取組みを開始する。対象は武雄市立の全小学校4年生と中学校1年生で、教科は国語、算数・数学。

 今回の実証研究で使用するのは、2017年3月より発売されている現行教科書に対応した学習者用デジタル教科書(現在は教材)。電子書籍のように、ひとりひとりの手元にあるタブレット端末で教科書を閲覧できる、使えるという特徴を持ち、音声や映像、拡大機能といった子どもたちにわかりやすくするための工夫も備えている。

 武雄市は、日常的に学習者用デジタル教科書を使用できる環境を整備し、学習支援の強化・充実を行うことで、確かな学力の育成とICT利活用のさらなる推進を図る考え。

 また、今回の取組みについては、11月9日に公開授業を行う予定。武雄小学校では算数、北方小学校では国語について、公開授業と研究協議の実施を予定している。参加費は無料で、誰でも参観可能。公開授業については「武雄市教育委員会学校教育課 新たな学校づくり推進室」まで問い合わせること。

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