高校生の半数以上「推薦系選抜の受験を予定・検討」明光義塾調べ

2024年10月22日(火)12時15分 リセマム

推薦系選抜に関する実態調査

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明光ネットワークジャパンは2024年10月17日、「推薦系選抜に関する実態調査」の結果を発表した。保護者の7割超が推薦系選抜のメリットは「早く合格が決まる」ことだとしているが、「学校の授業だけでは不安」だと感じている保護者が多いこともわかった。

 「推薦系選抜に関する実態調査」は、進学希望の高校生の子供をもつ全国の保護者840名を対象インターネットで実施した。調査期間は2024年9月27日〜2024年10月1日。推薦系選抜とは、学校推薦型選抜、総合型選抜などの総称とする。

 推薦系選抜を知っていると回答した保護者781名を対象に、子供が推薦系選抜を受験する予定があるか聞いたところ、 25.7%が「推薦系選抜を受験する予定」、30.0%が「推薦系選抜を受験したいが、未定である」と回答した。あわせると、進学希望の高校生の55.7%が推薦系選抜の受験を予定・検討していることがわかった。

 大学入試方式に対する保護者の認知度は、一般選抜が95.6%、学校推薦型選抜が92.5%、総合型選抜が63.2%となった。保護者が考える推薦系選抜のメリットの最多は「早く合格が決まる」72.3%で、ついで「受験勉強の負担が少ない」48.9%、「合格率が高い」45.7%と続いた。

 次に、推薦系選抜の受験を予定・検討していると回答した435名を対象に、子供が推薦系選抜を受験する場合、現在の偏差値よりも上の大学を志望するか聞いたところ、約半数が「偏差値が上の大学」(偏差値が上の大学:17.2%、どちらかというと偏差値が上の大学:31.7%)、36.8%が「偏差値が同レベルの大学」と回答した。子供が推薦系選抜を受験する場合、67.8%の保護者が「学校の授業だけでは不安」と回答した。不安な理由は1位「小論文対策」48.8%、2位「個別の弱点対策」41.4%、「学科試験対策」36.9%となった。

 推薦系選抜を目指す子供が学業以外に力を入れていることの最多回答は「部活動」55.9%で、ついで「資格取得」23.2%、「学校行事への参加」22.5%と続いた。推薦系選抜と一般選抜の対策を「並行して行っている」高校生は29.0%で、「おもに推薦系選抜の対策をしている」が30.6%、「おもに一般選抜の対策をしている」が17.0%となった。

リセマム

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