カルディの煎餅を食べ比べた結果ダントツで美味しかった「おこげせん」とは?

2021年10月24日(日)10時48分 食楽web


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 先日、カルディで美味しそうなものを物色していたら、店内にいた年配のご夫婦らしき男女の会話が耳に入りました。

「これ、七味もあったのね」とご婦人。すると旦那さんらしき男性が「それ、こないだ食べたじゃない。七味もいけるって言ってたでしょ」とニコニコ。「あらそう? 忘れちゃった。でも美味しいよね、これも買いましょ」とカゴに入れていたんです。気になってその商品を見てみると、「おこげせん醤油味」(226円)と「おこげせん京彩七味」(149円)というおせんべいでした。


「おこげせん醤油味」(100g 226円)と「おこげせん京彩七味」(50g 149円)

 仲良しご夫婦の微笑ましいやりとりにほっこりしたわけですが、驚いたのが彼らの買い方です。ドカドカと2種類をカゴに入れて、もはや買い占めんばかり。カゴからこんもり「おこげせん」があふれています。カルディには他にもお煎餅は複数あるのですが、完全にこれに一点集中した大人買いです。

 どんだけ「おこげせん」が好きなんだよ! とツッコみたくなりましたが、「そんなに美味しいの?」と筆者も興味が湧いて買ってみることにしたんです。

めちゃくちゃ美味しい「おこげせん」


右が「おこげせん醤油味」226円、左が「おこげせん京彩七味味」149円

「おこげせん 醤油味」は、国産のうるち米を使い、お米のつぶつぶ感をいかしたまま揚げた香ばしい醤油せんべい。『もへじ』という会社が製造しています。食べてみると、美味しい理由がすぐにわかりました。ありそうでないタイプのお煎餅なんです。

 まず、けっこう分厚い。ですが、一般的なおせんべいと違って、サクサクと軽い食感。お米の粒感がその食感を生んでいるんです。口内を痛めつける感じはゼロ。歯やアゴにも負担がかからず、なおかつカラッと揚げてあるのに、油っぽさはゼロ。しかも塩味も強くなくてとても優しい味。


右が、「おこげせん京彩七味味」。ほんのり七味が効いています

 これは子どもからお年寄りまで誰もが食べやすいはず。ちなみに「京彩七味味」のほうもさほど辛くはなく、香り重視で後味に舌にピリッとした七味を感じが残る程度。どちらを買っても満足できると思います。間違いなくリピートしたくなるし、ストック買いしたくなる気持ちがよくわかりました。

 しかし、気になるのはカルディにある他のお煎餅たちです。ひょっとしたら「おこげせん」を超える美味しいお煎餅があるんじゃないか? と気になって、再びカルディに行き、陳列されていたさまざまな種類のお煎餅を買って食べ比べてみることにしました。

カルディのお煎餅食べ比べてわかったこと

 購入してきたのは、「えびおかき」(65g 321円)と「味噌しっとり煎餅」(80g 226円)、そして「ひとくち玄米せんべい」(64g 198円)の3種類。よく見れば、おこげせんと同じ『もへじ』という会社の商品です。おこげせんがものすごく美味しかったので、かなり期待できます。


「えびおかき」321円

 まずは「えびおかき」。国産のもち米にエビを練り込んで揚げたおかきです。軽い食感の塩味で、一番の特徴はエビの風味がとても濃いことです。例えると、かっぱえびせんの数十倍という印象です。しかも後味にも上品なエビの風味が残るし、かなり贅沢な味わいで、このおかきもかなりレベルが高いです。


「味噌しっとり煎餅」226円

 続いて「味噌しっとり煎餅」です。創業延元2年「まるや八丁味噌」を使用したしっとりタイプのお煎餅。たまり醤油と味噌の濃厚な甘みが特徴です。いわゆるもっちりした“ぬれ煎餅”とも違って、非常に軽くてソフト。お腹にたまらないスナック感覚のお煎餅で、これはお酒のおつまみにも良さそうです。


「ひとくち玄米せんべい」198円

 そして最後の「ひとくち玄米せんべい」は、国産玄米を100%使用した小さな塩せんべい。小袋に分かれていて、1食分が70kcalと明確。玄米のつぶつぶ食感と香ばしさが特徴で、カリカリッと非常に軽い。塩味も強すぎず、食物繊維も豊富というので、かなりヘルシーなお煎餅です。これはおやつにも、ビールのお供にも良さそう。

 というわけで、カルディに売っていたお煎餅全4種類を食べてみてわかったのは、どれもかなり優秀だということ。年代を問わず楽しめる味だと思います。


いろいろ買ってちょっとずつ食べても楽しい!

 ただ、その中でもやっぱり「おこげせん」が一番美味! ほかの3つは食べたことがありそうな味ですが、「おこげせん」は、これまで食べたことのない個性的な感じがするうえ、後を引くんです。おこげせん愛にあふれたご夫婦が大量買していたのも納得です。カルディで見かけたらぜひ試してみてください。筆者はあれから何度もリピ買いしています。

(撮影・文◎土原亜子)

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