保険業界の「ストレス度の低い企業ランキング」1位はかんぽ生命保険「独身向け・家族向けの社宅、レクリエーション施設や関係医療機関など、福利厚生が充実」
2019年10月25日(金)7時0分 キャリコネニュース
企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、9月、「保険業界の"ストレス度の低い企業"ランキング」を発表した。調査対象は『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「生命保険」「損害保険」に記載の企業のうち、2016年4月1日から2018年3月31日までの間、「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業。企業別にキャリコネユーザーによる「ストレス度の低さ」評価の平均値を5点満点で算出し、高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】
1位は「かんぽ生命保険」で、ストレス度の低さは3.28点だった。2位は「東京海上日動あんしん生命保険」3.05)、3位は「ソニー生命保険」(2.94)、4位は「アフラック生命保険」(2.89)、5位は「メットライフ生命保険」(2.76)だった。
かんぽ生命保険「妊娠中は通勤緩和で勤務時間を軽減しても満額給与が支給される」
1位のかんぽ生命保険は、郵政民営化法に基づき2006年に設立された(設立当初は「株式会社かんぽ」)。保険金額300万円程度の小口商品が主流となっている。
財形貯蓄や独身向け・家族向けの社宅、レクリエーション施設や関係医療機関など、福利厚生は極めて充実している。また育児や介護に関する休暇制度だけでなく、それらを理由に退職した元社員の再採用制度も用意している。
さらには日本郵政グループ4社で、就職先としての企業の魅力度を競う「エンプロイヤーブランド・リサーチ 2019 ランスタッドアワード」金融/保険部門の1位に2年連続で選出。月の平均所定外労働時間は9時間となっている。
実際にかんぽ生命保険で働く人からは、以下のような口コミが寄せられた。
「妊娠中は通勤緩和で勤務時間を軽減しても満額給与が支給される。育休も最高3年取得でき、復帰後時短勤務も小3くらいまで可能で、子持ちの女性には非常に働きやすいだけではなく、男性の育休取得率も高い。子どもがいると有休の他に子ども一人につき休みが5日プラスされる。子持ち社員の突発休暇や早退にも理解がある人が多く、非常に働きやすいと言える」(事務管理/20代後半女性/年収400万円)