“1分以内 10個 重複NG”…親子の言葉のやりとりが「子どもに与える影響」とは

2023年10月25日(水)8時30分 マイナビ子育て

子どもに「考える力」を身につけさせたいけど、教材やドリルは大変だし続かない…。 と思っている方は多いのでは? 書籍『3~6歳 考える力がぐんぐん伸びるおしゃべりゲーム~発想力と語彙力が身につく! ~ 』(小学館クリエイティブ)では、親子の会話の中で子どもの「考える力」を育てる画期的なメソッドが満載!

毎日のちょっとした会話の中で取り組めて、考える力がぐんぐん伸びる!「考える力を身につけること」を重視している学習塾のかたばみ塾(東京都江東区)が考案した「おしゃべりゲーム」をご紹介します!

おしゃべりゲームってなに?

※写真はイメージです

「考える力」を伸ばすためには、考えるクセをつけることが必要です。

考えるクセを効率よくつける方法は「インプットとアウトプット」。さまざまな知識を得たら、それを実際に使ってみたり、ほかの知っている知識と組み合わせたりすることで、いつの間にか考えるクセがつきます。

そして、知識を得る「インプット」と知識を使う「アウトプット」を同時にできるのが「会話」です。 毎日の会話のなかでインプット(聞く)とアウトプット(話す)を繰り返せば、自然と考えるクセが身につき、考える力がぐんぐん伸びます。会話を使って、より効果的に考える時間をつくる遊びが、この本で紹介する「おしゃべりゲーム」なのです。

【レベル1】「カレーライス」からしりとりをしよう!

ステップ1まずは普通にしりとりを始めます。カレーライスの「ス」からしりとりスタート!

ステップ2次の言葉が出てこなかったら、特徴からヒントを出して、思い浮かべる範囲をせばめてあげましょう。果物で「ス」から始まるのはなんだっけ?「ス」から始まる丸くて大きいものは?

ステップ3ヒントを出しても続かない場合や子どもが知っている言葉がなさそうな文字の場合は、その文字はやめて、1つ、もしくは2 つ前に戻って別の言葉に変えましょう。じゃあ「スイカ」じゃなくて、「ス」で始まる鳥の名前に変えよう

ほかのテーマにも挑戦!

▼ポイント

【しりとりは意外と難しいゲーム!】しりとりは最初の文字が次々と変わり、いろいろな文字で始まる言葉をどんどん思い浮かべる必要があります。想起力を効率よく鍛えることができる、シンプルですばらしいゲームです。

語彙力が未発達な子どもにとって、しりとりは簡単なゲームではありません。しっかりと時間をかけて、ひとつひとつの言葉を頭の奥底から探し出すようにしましょう。 もし、なかなか次の言葉が出てこなくても、気長に待ってあげてくださいね。

しりとりは複数人でやることもおすすめです。他の人の回答を聞くことで、知らない言葉にも接することができます。 知らなそうな言葉が出たら、そのつど、どういう意味なのか、お子さんに教えてあげて、語彙力のアップを目指しましょう。

10個を続けるのが簡単にできるようだったら、個数の制限を設けずに可能な限り続けてみましょう。

(著:かたばみ塾、イラスト: つむぱぱ『3~6歳 考える力がぐんぐん伸びるおしゃべりゲーム~発想力と語彙力が身につく! ~』(小学館クリエイティブ)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

→『3~6歳 考える力がぐんぐん伸びるおしゃべりゲーム~発想力と語彙力が身につく! ~』のほかの記事はこちら

書籍『3~6歳 考える力がぐんぐん伸びるおしゃべりゲーム~発想力と語彙力が身につく! ~ 』について

親子の楽しい会話で思考力UP!

思考力に特化した学習塾・かたばみ塾が考えた、考える力を伸ばすための遊び「おしゃべりゲーム」。この本では、楽しく会話しながら自然と考える力が養われるゲームを100個紹介します。子どもの「考える力」をはぐくむには、親子の会話がいちばんです! なぜなら、会話には思考力を育てるのに重要な「聞く・理解する・話す」の要素がつまっているから。日常会話をちょっと工夫するだけで、発想力と語彙力がぐんと伸びます。「おしゃべりゲーム」は、道具を用意する必要はないのでどこでもできて、1回1分から始められます。お子さんが答えにつまった時の対応や、興味を持たせるための問いかけ例も詳しく解説しています。

思考力を身につけさせたいけれど、ドリルなどの教材は大変だし続かない……、と思っている方に是非おすすめの1冊です!

著者プロフィール

かたばみ塾(著)「考える力」を重視した1対1の個別指導を行う学習塾(東京・江東区)。常に「なぜ」という問いかけをすることで、生徒が自ら考えることを促す。思考力養成コースでは、パズルや推理問題、かたばみ塾オリジナル思考力問題などを用い、楽しみながら試行錯誤して生徒の「考える力」を向上させる。授業のコースは他に、トライ&エラーを繰り返し問題解決能力や発想力を養うロボットプログラミングコース、問題を解く方法よりも解く過程における考え方を重視する受験・試験対策コースがある。『10 歳までの算数ひらめきトレーニング』『10 歳までの国語よみときトレーニング』(ともに成美堂出版)を監修。ホームページ :@momohosokawa

つむぱぱ(イラスト)子育て世代に人気のクリエイター。Instagram のフォロワー数は75.2万人。家族の日常をほっこりとしたイラストで発信し、子育て世代を中心に幅広い世代から人気を得ています。Instagram :@tsumugitopan

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