簡単時短料理のプロに習う、1週間2人分4500円の使い切りレシピ!豚こま切れ肉特大パックをメインに、旬の安い野菜をフル活用

2024年10月26日(土)12時29分 婦人公論.jp


(写真:stock.adobe.com)

いまどきの節約・使い切り料理術を身につけたら、どんなメリットがあるのだろうか。
料理研究家のアドバイスを受けつつ、1週間分の献立選びから、食材の買い出し、料理にトライしてみた

* * * * * * *

1よりつづく

まずは店頭でリサーチ


朝食と昼食は、普段のわが家の食生活のまま。夕飯に、あおにーなさん考案の献立を取り入れることにした。

まず、チャレンジ精神で、もっと安く「1週間2人分3000円」という設定でできないか、念のためリサーチに出かける。この予算に米や調味料は入らない。

わが家は神奈川県川崎市内にあり、ときどき産直の露店で野菜を買うこともあるが、曜日が限られているので、大型スーパーへ向かった。

食品売り場を巡ったところ、3000円ではなかなか厳しいと判明。地域や店舗により価格には差があるだろうが、ここ数年の物価上昇からすると、あらゆるものが1年前の1.5倍する感じ。そこで、目標を「1週間2人分4500円」に再設定した。

献立を決めて買い出しへ


明日から目指す「1日3食、1週間2人分4500円」の献立を考える。今回はまず、あおにーなさんの著書とにらめっこして、夕食レシピを決定。その本では4人分だった材料を、2人分にアレンジ。

朝食は定番のパン食なので考えなくていいぶん、昼食と夕食で、買った食材を使い切るための献立を自分で組み立てることに。

夕食の献立に選んだ主菜と副菜を以下に紹介しよう。(主菜7品のレシピは各日の記事で紹介)

1日目の夕食 「豚こまでなんちゃってレバニラ風炒め」「キャロットラペ」
2日目の夕食 「豚こまときのこのこってりショウガ焼き」「鉄分鬼たっぷりサラダ」
3日目の夕食 「牛肉とごぼうのすき焼き風」(今回は豚肉に変更)「無限塩だれキャベツ」
4日目の夕食 「レンチン麻婆豆腐」「ごぼうの磯辺風サラダ」
5日目の夕食 「豚キャベツの香味ポン酢だれ」「ひじきとツナの佃煮風」
6日目の夕食 「豚肉とエリンギのケチャップソース」「小松菜と油揚げの旨みマヨ和え」
7日目の夕食 「レンチンでサバのみそ煮」「絶品切り干し大根」

想像よりバラエティ豊かになり、期待が膨らむ。あおにーなさんのレシピは、彩りよく、どれもおいしそう。仕事が不規則なので、作りおき保存もできる献立は心強い。

この1週間チャレンジで使用する肉は、豚こま切れ肉一本に絞った。1週間分に十分な量の特大パックが800円台で売っていたからだ。旬の安い野菜類は、袋入りで個数が多いので、使い切れるよう献立を選んだ。余り野菜は昼食で食べ尽くす作戦だ。

朝食は、御用達のベーカリーのバゲット、茹で卵、コーヒーという定番パターンを貫く。ちなみに卵は、いつも3個まとめて茹で、冷蔵保存している。

いよいよ、1週間分の食材のまとめ買いへ。もやし以外の野菜は少々高いが、見比べるために数軒のスーパーを巡る時間はなく、朝食用のバゲット代を合わせると、予定額を超えてしまった。合計4643円。時期や店によって金額は左右されてしまうので、その点はあしからず。

婦人公論.jp

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