子どもに見せたくない本を入れる「白ポスト」、実は尼崎発祥 

2017年11月11日(土)6時0分 Jタウンネット

[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2017年10月31日放送の「辻憲のコレだけニュース!」のコーナーでは、辻憲が散歩中に発見、とても気になっている白い「ボックス」について取り上げられました。


街中で見かける白いボックスは「白ポスト」と呼ばれています。白ポストはポルノ雑誌など青少年(18歳未満の人)の目に触れさせたくない「有害図書類」を投函してもらう回収ボックスで、1963年(昭和38年)に兵庫県尼崎市でドラム缶を白く塗り設置され、その後全国に広がりました。


出版数は減るもポストへの投函は増えている


1997年をピークに月刊誌・週刊誌ともに19年連続のマイナス、休刊点数が創刊点数を上回っています。ところが尼崎市では10年前に比べると回収した有害図書やDVDの数は2倍以上に増えています。昨年尼崎市で回収された4600点の中の約半数はDVD。近年成人雑誌には付録としてDVDが付いていることが多く、雑誌とは別にカウントするため全体の数が増えているとのこと。


回収されたものは年2回、3月と9月に専門業者によって焼却処分されています。尼崎市では今も白ポストを6か所に設置していて週1回職員らが平日の昼間に回収作業を行っています。


尼崎市子ども青少年部の藤川課長は「処分に困ってむやみに捨てるのではなく『白ポスト』を活用してほしい」とおっしゃっていました。


全国的にもぜひ白ポストの設置が続けられると良いですね。(ライター:けあるひの)

Jタウンネット

「子ども」をもっと詳しく

タグ

「子ども」のニュース

「子ども」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ