内臓脂肪、皮下脂肪の違いとは?それぞれの落とし方

2022年11月16日(水)17時0分 ココカラネクスト

 よく耳にする、内臓脂肪と皮下脂肪。生活習慣病に関係が深いのはどちらでしょうか。それぞれの違いと落とし方をご紹介します。

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皮下脂肪と内臓脂肪の違いとは

人の身体に蓄積された脂肪(体脂肪)には、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。それぞれの違いをみていきましょう。

●皮下脂肪
その名のとおり、皮膚のすぐ下にある皮下組織につく脂肪です。脂肪がついたのが目に見えて、手で簡単につまめます。下腹部や腰まわり、おしりなどに集中してつき、いったんたまると、なかなか落ちません。男性よりも女性のほうが、皮下脂肪がつきやすいといわれています。

●内臓脂肪
胃や腸などの内臓の周りにつく脂肪です。内臓脂肪はたまりやすいが、落としやすいのが特徴で、男性や閉経後の女性につきやすいといわれています。皮下脂肪と違って、目で見えず、手でつまめないのが特徴です。

皮下脂肪と内臓脂肪、危険なのはどっち?

内臓脂肪は放っておくと危険です。内臓脂肪がたまると、アディポカインという生理活性物質が分泌異常を起こして、高血圧や脂質異常、高血糖をもたらします。また、動脈硬化のリスクが高まり、脳卒中や心筋梗塞などの病気を招くこともあるため、ためすぎないよう注意が必要です。

皮下脂肪と内臓脂肪の落とし方

●皮下脂肪の落とし方
皮下脂肪が増える主な原因は、食べ過ぎと運動不足と考えられています。食事は脂質や糖質の摂りすぎに注意して、腹八分を心がけましょう。運動面では、筋トレと有酸素運動をセットで行うと、皮下脂肪を効率よく燃やせるのでおすすめです。

●内臓脂肪の落とし方
内臓脂肪も食べ過ぎや運動不足が原因となることが多いので、食生活と運動習慣を見直すことが大切です。1日3食、バランスよく食べましょう。内臓脂肪を落とすためには、ジョギングやウォーキング、水泳などの有酸素運動がおすすめです。まず、腹筋やスクワットなどの筋トレを行ってから有酸素運動を行うと、脂肪燃焼効果がアップします。

【参考】
「皮下脂肪と内臓脂肪の違いはなんでしょうか?生活習慣病に関係があるのはどちらの脂肪なのでしょうか。」.オムロンヘルスケア
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/qa/141.html
(参照 2021-06-28)
「内臓脂肪とは? 体脂肪・ 皮下脂肪との違い」.花王株式会社
https://www.kao.co.jp/healthya/knowledge/fat/about/
(参照 2021-06-28)

「文:けんこうフィットNEWS 」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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