「はま寿司のふぐと冬の旬祭り」 期間限定メニューの最後の方に、とんでもない伏兵が隠れてるぞ!

2023年12月7日(木)14時30分 ロケットニュース24

2023年12月5日から、はま寿司で始まった「はま寿司のふぐと冬の旬祭り」。その名の通り、フグが最大の目玉のフェアだ。

しかし、詳しくフェア対象メニューをチェックしようとしたところ、期間限定メニューにとんでもない伏兵が隠れていることが発覚! 今フェアで最注目は間違いなくこれだろ……!!

・期間限定
最近の はま寿司は、バナーに掲載されていないフェア対象メニューの一覧が、フェアのお知らせに記載されなくなってしまった。公式HPのフェアの画像をクリックしても、メニュー一覧の「期間限定」に飛ぶのみ。

そして経験上「期間限定」メニューの中身は、フェアとは関係ない季節ものや、同時進行の別のキャンペーンに関連する商品も含まれている。

そのため、この商品がはたしてフェアに関連しているものなのか、それともたまたまフェアと同時期に出てきた期間限定メニューなのかはわからない。

しかし何にせよ、こいつの伏兵としてのぶっちぎり具合は揺るがない。それが

まぐろの顎肉の唐揚げ

・顎肉
マジか……! フグがどうとか言ってる場合じゃねぇぞ!! けっこうな希少部位が出てきたものだ。

まぐろの顎肉は、文字通りにマグロの下顎の肉。人間の顎肉も1人から少ししかとれないように、マグロの顎肉もマグロ1匹からちょっとしかとれない

元になるマグロのサイズにもよるだろうが、1匹からせいぜい1人分とか2人分ではなかろうか。メニューにも数量限定で完売の可能性があると注が添えられている。

なお、希少だからと言って、ユニバーサルに美味いとされるような部位ではない。一般的に食べられる背中や腹と比べて脂が多く、一般的に味もにおいも強い。確実に好みが分かれる部位でもある点は留意すべきだろう。

私はそんなに嫌いではないので、さっそく食べてみることに。注文パネルでは、「サイド」枠の2ページ目にあった。

これが実物。ちゃんと顎らしく三角形のが出てきたぞ。そこそこなサイズだが、ほとんどが顎の骨だ。可食部はそんなに多くないはず。そういう部位なのだ

箸で割るとこのとおり。見よこの魚とは思えない脂の量と、肉の色を。ビジュアルはまるでケンタのチキン。

実際に味も陸の動物の肉みたいで、しかしそれとなく魚特有の青臭さがあるため、魚だと分かる感じ。青臭い系の魚が嫌いな方は、たぶん好みに合わないだろう。他の部位とは全く別物だ。

なかなかに面白いものが出てきたものだ。個人的には、醤油よりも塩で食べるのが好み。備え付けの藻塩とレモンで、骨から身を削ぎ落しつつ食べる感じ。

ちなみにフェアの目玉なフグは、1貫に2枚乗っているというプチ豪華仕様ながら、1皿2貫で165円という庶民向け価格。

安定したウマさとなっていた。その他のメニューも下で簡易にレビューしておくぞ!

参考リンク:はま寿司
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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