お正月の一品にも! 北海道民が教える「絶品じゃがいも料理」レシピ4選

2022年12月20日(火)10時50分 食楽web


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●じゃがいもの国・北海道民が味わっている、おいしすぎる「じゃがいもレシピ」4選とは?

 北海道では、春に植えた「じゃがいも」が秋に旬を迎えます。国内でトップクラスの生産量を誇っており、北海道民の家庭では食卓になくてはならない食材です。

 煮てよし、焼いてよし、蒸しても、揚げてもおいしい万能さ。段ボール1箱分を買って、旬の間は毎日、楽しみます。そこで、北海道出身の筆者が子どもの頃から食べてきた「じゃがいもレシピ」を4つ、ご紹介します。

お正月にも食べたい! タラと昆布と根菜で作る「三平汁」

◎材料(4人分)

・真だら(手に入ればすけそうだらを用意)……4切れ
・じゃがいも(メークイン)……大2個
・玉ねぎ…1個
・にんじん…2分の1本
・だいこん……5分の1本
・昆布でとっただし汁……800ml
・酒、みりん……大さじ1
・塩……適量

◎作り方

1.昆布でとっただし汁を鍋に入れ、じゃがいも以外の根菜(玉ねぎ、にんじん、だいこん)、酒とみりんを入れて煮る

2.根菜に火が通ってきたら、じゃがいもと食べやすい大きさに切った真だらを入れる

3.じゃがいもが柔らかくなってきたら塩で味をととのえて完成

 おいしく作るポイントは、昆布だしをしっかり取ること。そうすることで、根菜の甘さと少量の塩で味が決まります。じゃがいもは煮崩れしにくいメークインを準備しておくと、仕上がりが美しくなりますよ。

おやつの定番! もっちもちの「いももち」

◎材料(2人分)

・じゃがいも(男爵いも)……2個
・片栗粉……適量
・油……適量
・バター……お好みで

◎作り方

1.蒸かしたじゃがいもをマッシャーでつぶす

2.指先にじゃがいもが付かなくなるくらいの片栗粉を入れて混ぜる

3.棒状にしたらラップに包み、冷蔵庫で1時間以上寝かす

4.好みの厚さに切って、油をしき、熱したフライパンで表面がカリッとするまで焼く

5.弱火にしてフタをして5分ほど、中まで火が通ったら完成

6.お好みでバターを塗っていただく


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 ポイントは、片栗粉の量。じゃがいもの大きさや量によっても変わりますので、目安としては混ぜた時に指先にじゃがいもがくっつかなくなるくらい。「え、こんなに入れるの?」というくらい豪快に入れてOKです。冷蔵庫で寝かすことで、生地にまとまりがでて、お餅のようにモチモチの食感になります。

小さいじゃがいもが手に入ったらラッキー! コロコロ&ホクホクの「あげいも」

◎材料

・じゃがいも(男爵いも)……小〜極小6個
・ホットケーキミックス粉……1/2袋
・水……20ml〜30ml
・揚げ用油
・ケチャップ、砂糖……お好み

◎作り方

1.じゃがいもは蒸かして、皮をむく

2.ボウルの中にホットケーキミックス粉と水を入れて混ぜる

3.2.にじゃがいもを入れて、衣付けする

4.180度に熱した油に入れて、表面がきつね色になるまで揚げたら完成

5.お好みでケチャップや砂糖をつけていただく

 こちらも北海道では定番のおやつ。アメリカンドッグのじゃがいも版なので、衣は厚めに作るとよりおいしく仕上がります。小さいじゃがいもが手に入らない時は、大きいじゃがいもをカットしてもOKです。

銘柄じゃがいもで作る、シンプルにおいしい「ふかしいも」

◎材料(2人分)

・じゃがいも……2個
・塩……お湯に対して1%
・塩辛、バター……お好み

◎作り方

1.水を張った鍋に塩を入れる

2.水の状態からじゃがいもを入れる

3.弱火で30分湯がく

4.お好みで塩辛とバターをのせていただく

「きたあかり」など“ブランドじゃがいも”が手に入った時はぜひ、ふかしいもでじゃがいも本来のおいしさを味わいたいですね。ポイントは、水から茹でること。塩辛とバターを乗せるのが北海道流です。

調査結果

 北海道民が普段から食べているじゃがいもレシピは、子どものおやつや、大人のおつまみにもぴったり! お正月の一品に添えたら喜ばれますよ。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

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